実際のところ「収入」は関係ない?

クレカ審査で感じる不安、3位「勤続年数が短い」、2位「滞納歴がある」を上回る圧倒的1位は?
(画像=必要項目が少ないケースや、ネットサービスなどで迅速な審査を受けられるカード会社も、『オトナライフ』より引用)

 また、審査に不安を感じた回答者に対する「なぜ不安を感じたか」という質問項目も。1位には、圧倒的差をつけて「収入が少ない」が挙げられた。続く2位には「過去に滞納歴がある」という回答や、その他「勤続年数が短い」「借金がある」など、確かにカード会社の審査基準に含まれていてもおかしくない内容が並んだ。
 しかし、1位の理由にあげられた「収入が低い」は新入社員やパート勤務、学生など収入が低くても実際にクレカを所持している人々が多いことを考えると、考えすぎである可能性もありそうだ。例えば現時点で自身の年収が低くても、勤務先の情報やこれまでの信用情報などが満たされていれば問題ないと言われている。また、専業主婦などで無収入の場合は、本人だけではなく世帯単位で年収計算しているためこちらも審査に大きく影響することはなさそうだ。

 とはいえ、審査に通過できなかった場合でも、カード会社から理由が通達されることはない。何の情報に重きを置いて、どのような基準で審査しているかがはっきりとはわからないため、先に記した内容も100%大丈夫だとは言い切ることはできない。
 「どうして通らなかったのか?」とモヤモヤ感だけが残り、その後の申込みの際にもまた不安を感じてしまう原因となりそうだ。キャッシュレス化をさらに進めていくためにも、どうにか不安解消の手立てはないのだろうか…。

参照元:クレジットカードの審査に不安を感じる人は69.2%も!クレカの審査における申込者の不安な理由や審査落ち経験の有無について465名へアンケート【カード審査ドットコム】


文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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