LINEの素早い対応は信頼回復のため?

LINEは5月18日には公式ツイッターで不具合を報告し、復旧に向けて修正を行っていると発表。その後、19日に配布された最新版(11.8.1)で修正した。最新版はApp StoreでLINEを検索してアップデート、または自動アップデートを設定している場合は自動で適用される。ちなみに、自分のスマホだけで発生しているバグの場合は、アプリの再起動、スマホの再起動、アップデートの確認をし、それでも問題が解消しないようならウェブから問い合わせることもできる。
LINEは先日、連絡先交換の「ふるふる」の機能で特許を侵害したとして、約1,400万円の賠償命令が出たばかり。3月には中国の企業でユーザー情報が閲覧可能になっていたことで管理体制に行政指導が入るなど、信用が失墜している。4月にはメッセージの送受信ができない、既読がつかないなどの不具合も発生していたが、一部機能を除き当日中に復旧するなど、以前に比べて最近の対応はスピーディーに感じる。
今回の対応も素早く、ユーザーの信頼回復に必死なのが見てとれるが、一度失った信頼は回復するのに時間がかかるだろう。ユーザー側からしても、ここまで日常的に利用しているアプリが利用できなくなる事態は避けたいもの。安心して利用できる体制の構築を期待したい。
参考元:LINEにバグ メッセージ送るとスタンプ自動送信 「面白いけど困る」【ITmedia NEWS】
※サムネイル画像(Image:NapasStockphoto / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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