飲食店やショッピングをする際にWEBサイトなどに書かれた口コミやレビューを参考にしている人も多いのではないだろうか。初めて訪れる店、初めて購入するモノなど自分にとって未知の領域であればいくらか選定の基準になるものだ。しかし、一概に高評価を付けられた店やモノが、自分も満足いくほどの価値を持っているとは限らない。どうも口コミやレビューのすべてを信じてしまってはまずいようだ。

影響力の大きいネット評価

ネットの口コミレビュー評価「満足でも不満でもない時」☆5を10%弱の人がつけていることが判明!
(画像=目に見えてわかりやすい☆付け評価は多く目にする、『オトナライフ』より 引用)

 近年、飲食店検索であれば「食べログ」や「ホットペッパーグルメ」、ネットショップであれば「アマゾン」や「楽天市場」など、Web上の様々なところで口コミやレビューなどを目にする。そういった口コミやレビューなどによって、表示回数が変わったり、場合によっては名店や名品としてカテゴリー分けされたりとかなりの影響力があることは承知の事実だろう。
 しかしながら、その多くが匿名での書き込みで、顔が見えている口コミというわけではない。そのため「信頼性に欠ける」ということはかねてからの問題点ではあった。

 そんな中、日本トレンドリサーチが「評価に関するアンケート」と題して、1,500人を対象に“評価”をする基準について調査を行った。その中の設問で“最高評価”をつける基準についての結果を見てみると、一部の人は最高評価とはいいがたい基準で評価付けを行っていることが明らかになったのだ。