熊本県民ソウルフードといえば、もちろん味千ラーメン。
熊本在住者はもちろん、現在県外に出ている方も見かけると熊本を思い出すってくらい馴染み深い店舗ですよね。
しかしこの味千が出している新商品「新阿蘇大橋ラーメン」が、とにかく食べにくい!!!って話題なんです。なんでこんなに食べにくくしたのか直撃してみました。
机の上が毎回大惨事
まずはこちらをご覧ください。
どんだけ丁寧に食べてもスープがあっちこっち。
理由はこれなんですけどね。
なんさま麺が長い。
この時点でも相当な長さですが
もう起立するしかないレベルで長い。
長すぎるんですよこの麺。もちろん美味しいんですけどね。ただ食べにくい。一体なにを考えてこんな長さにしたのか。
どんなに丁寧に黙々食べても、スープがぴょんぴょんと跳ねるのでテーブルの上が大惨事なんです。これはどう食べるのが正解なんでしょうか。
味千に直接聞こう
そういう訳でもう直接作った会社に聞いた方が話が早いとやってきたのです。
今回ご担当いただく重光産業株式会社 緒方知幸さん
ムトー 「なんでこんな長いんですか。もう汁があっちゃこっちゃで拭くのがおおごつです」
緒方さん 「あれは、新阿蘇大橋を記念して作られたラーメンなので、麺が長いんですよ。通常の倍以上ある70センチですからそりゃもう」
新阿蘇大橋開通工事現場の近くにあったのが味千ラーメン南阿蘇店。連日作業をされる方に日替わりでお弁当を届けたりしたり、キッチンカー無料炊き出しをするなど、縁が生まれたことをきっかけとしてできた新商品なんです。
新阿蘇大橋が205メートルから525メートルと長くなったこと、また橋がラーメン構造という種類もかねて麺を長くし、期間限定で販売されました。
すでに販売されている自宅で食べられるラーメンとは違い、毎日店舗で出す麺であることも大きな特徴。まるでお店で食べているかのような麺の食感を味わうことができます。
緒方さん 「特注で作っているので完全予約制です。ご注文から20日程度お時間をいただいておりますので、ご了承ください。」
ある程度時間に余裕をもった状態で注文するのがベストです。
なるほど。麺がやたらと長い理由はよくわかりました。
ムトー 「どうやったらキレイに食べられるんでしょうか」
緒方さん 「どがんしたって無理です!」
なんということでしょう。しかしイベント感が強い商品なのでここはテーブルの上が云々なんて言う方が野暮ってもんです。思いっきりズズズッと吸い上げましょう。
プロに作ってもらおう
新阿蘇大橋ラーメンの作り方は、通常の市販のラーメンと同じなのでさほど難しいことはありません。しかしシンプルなものほど作り手によって大きく味が左右されますよね。
てことで
ムトー 「あーあお腹すいたなあ。目の前に美味しいラーメンがあるのになー。重光産業の社員さんに作ってもらいたいなー」
伊藤 「ちょっと!何を言い出すんですか!」
緒方さん 「いいですよ。ちょうど私もお腹すいたので作りましょうか」
老舗とは思えないほどのレスポンスの速さ。ダメ元でなんでも言ってみるもんです。
てことで、重光産業内にある商品開発室にお邪魔。ここで新商品の開発などを行ういわば心臓部分です。写しちゃダメなものも多いので、めちゃくちゃ緊張します。
そんな重要な場所なのに、食堂の隣にあるというフラットさ。
さて、さっそく作っていきましょう。まずは鍋に湯を沸かします。
その間に麺をほぐしておきましょう。
もうこの時点でなげえ
付属のスープを器に入れて
お湯が沸騰したら麺を投入
グツグツふきこぼれそうになったら、差し水を。
自宅で作る場合、つい面倒で湯切りとかしない派なんですがそれでもしておいた方がスープとしっかりと絡んでくれるそうです。
お湯と湯がいた麺を器に入れて
好みのトッピングを入れて、ほい完成!!
早速いただいてみましょう。
やっぱり
長い!!!
でも旨い!!!
変わらぬ味千の味。それでも購入金額の一部が寄付されるってなれば、やっぱり新阿蘇大橋ラーメンを購入したくなるものです。
6月末までの期間限定
新阿蘇大橋ラーメンは、6月末までの期間限定商品。
サイトで購入できるので、気になるかたはお早めに!
ながーい麺はお子さんはもちろん、大人も夢中になってしまいますよ。3人前入ってて1080円というコスパの高さも魅力。おうち時間の1つとして活用されてはいかがでしょうか。
※記事中の情報は取材時点のものです。内容等変更になっている場合がございます。
文・ムトー/提供元・肥後ジャーナル
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