みなさんは時計を購入する際、どういった点に着目して時計を選ぶだろうか。デザインを重視するのはもちろん、ブランドの歴史的背景や、防水性などのスペックに比重を置いて購入する人も多いだろうが、“価格”という人も少なくないはず。

 この企画では、100万円以上の高級モデルから、手の届きやすい10万円以下のモデルまで、“価格別”に時計を紹介。今回紹介する時計の価格帯は、“50〜100万円”。なお紹介する時計は、2021年の2月から4月にかけて発売される新作時計に厳選している。時計を選ぶ際の参考にしてみてほしい。

CUERVO Y SOBRINOS(クエルボ・イ・ソブリノス)
ヒストリアドール・ランデロン

新作時計を価格別に紹介!【50〜100万円】
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

 1946年に誕生した歴史的な二つ目クロノを、現代的なケースサイズで甦らせた1作。当時のキャリバー248をレストアしたムーヴメントを搭載している。文字盤6時位置の“unicos importadores”とは、アメリカ大陸でも有数の小売店としての地位を確立した“唯一の輸入業者”を意味した表記。

■Ref.3146.1W。SS(40mm径)。3気圧防水。手巻き(Cal.CYS 4008)。世界限定100本。66万円

【問い合わせ先】
ムラキ
TEL.03-3273-0321

SINN(ジン)
R500

新作時計を価格別に紹介!【50〜100万円】
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

 ジンが1970年代に製作したストップウオッチを彷彿とさせる新作。リューズとプッシュボタンの位置が牛の頭のように見えることから、ブルヘッド クロノグラフと呼ばれている。またケースは上部から下部に傾斜しており、着用者側へ向かって時計に角度をつけ、操作性に配慮している。

■Ref.R500。グレード5TI(サテン仕上げ、42mm径)。20気圧防水。自動巻き(Cal.ETA7750)。世界限定300本。77万円

【問い合わせ先】
ホッタ
TEL.03-5148-2174

文・松本由紀/提供元・Watch LIFE NEWS

【関連記事】
【第4回-セイコー(プレザージュ&セイコー 5スポーツ)】3大国産時計の売れ筋モデルを調査、本当に売れた時計BEST3
【1位〜5位まで一挙に紹介します】“タイムギア”読者が選んだ、欲しい腕時計ランキングTOP10-後編
進化したエル・プリメロを搭載したゼニスの意欲作、“クロノマスター スポーツ”が登場
菊地の【ロレックス】通信 No.078|小振りで着けやすいベーシックな旧エアキング
アンティークの無名クロノグラフって知ってますか?