アサヒ飲料のエナジー炭酸飲料「ドデカミン」で3月に数量限定発売を開始した「鬼滅の刃」デザインボトルの効果もあり、1-3月の販売実績は前年同期比約1.4倍を記録。ブランドコンセプトである「ファイト バクハツ!!」を地で行く勢いとなっている。
「ドデカミン」は、ガラナ・マカ・アルギニンなど12種類の元気成分を配合し、強い炭酸の刺激が特徴。同社はエネルギッシュに働く男性に向けて、仕事中の疲れた気分を吹き飛ばしたいときに好適なものとしてアピールしている。
4月下旬をめどに、新たにナトリウムを加えた熱中症対策商品設計の「ドデカミン」（500㎖PET）とコンビニ限定の「ドデカミン BIG」（600㎖PET）を順次発売。
同社は引き続き、話題性の高い商品やプロモーションを展開して売上拡大を目指していく。
これに対して、コカ・コーラシステムは缶の「リアルゴールド」とPETの「リアルゴールド ウルトラチャージ レモン」で「タッチ」「今日から俺は!!」「ハヤテのごとく！」「うしおととら」のキャラクターをあしらった「あなたの頑張り応援ボトル」を3月15日から販売している。
「リモートワークなどによる見えにくい頑張りに『リアルゴールド』がスポットライトを当てる」（日本コカ・コーラ）との考えから、各キャラクターの応援メッセージもデザインした。
中味は2品とも、ローヤルゼリー、高麗人参エキス、ビタミンB群、ビタミンCなどを配合したエナジードリンク。
提供元・食品新聞
【関連記事】
・活性化するベーコン市場 パスタ人気が一役 料理利用で
・「クノール」軸に下半期で勝負 提案力高めながら商品価値を提供 味の素執行役員 神谷歩氏
・コーヒー飲料 PETボトルVSボトル缶 各ブランドで容器戦略の違い鮮明に
・ビール類 夏行事激減で打撃も新ジャンル好調維持
・納豆 底堅い“生活密着品” 健康＆巣ごもりで再び浮上