ドン・キホーテには、誰しも一度は遊んだことがある「人生ゲーム」や、大人にも人気の「リバーシ」、将棋などのコンパクトサイズが揃っている。かさばって邪魔になりがちなボードゲームが、どこにでも持ち運んで楽しめるのだ。小さいからといって、クオリティーを落とさない工夫も施されている。

ドン・キホーテで買える、持ち運びラクラク!ポータブルボードゲーム
(画像=持ち運べるサイズだから、どこでもみんなで楽しめる、『BCN+R』より引用)

大人気の「人生ゲーム」がこんなに小さい!

巣ごもり時間の過ごし方で家族みんなが盛り上がれる定番ゲームとして思いつくのは、トランプやUNOだろう。カードゲームなら、小さくて持ち運びも便利で重宝する。しかし、カードゲームは定番中の定番すぎて、すぐに飽きてしまう可能性もなきにしもあらず。そこで、何かおもしろいゲームはないかと、ドン・キホーテに立ち寄ってみた。

パーティーグッズといえばドン・キホーテ。きっとゲームもあるだろうと期待して訪れたところ、持ち運べるコンパクトサイズの「人生ゲーム」を発見した。

ドン・キホーテで買える、持ち運びラクラク!ポータブルボードゲーム
(画像=小さくなった「人生ゲーム」(著者撮影)、『BCN+R』より引用)

幼い頃に人生ゲームで遊んだ記憶がある人は多いだろう。ドン・キホーテで見つけた瞬間、懐かしいという思いと同時に、「なんだか小さくないか!?」と、そのサイズに驚いた。パッケージには「ポケット人生ゲーム」とある。

人生ゲームは大人数で盛り上がれるボードゲームだが、サイズが大きくて、使わない時は収納スペースをかなり取り、持ち運ぶなんてもってのほかというイメージだろう。その人生ゲームが、ポケット版で持ち運び可能なんて、夢のようなアイデア商品だ。

パッケージのサイズは、高さ18×横10.5×幅2.5cm。ほぼ手の平サイズでバッグにもラクラク入るので、これならパーティーにも持っていける。「人生ゲームを持ってきた!」となれば、誰しもが驚いて盛り上がりそうだ。

ポケット版でも楽しめる工夫がたくさん

ポケット版で確かに持ち運びは楽になったが、おもしろさも半減してしまうのではないかと心配した。マスが少なくて、すぐに終わってしまうような簡易的な人生ゲームなのではないかと疑ったのだ。

開けてみると、通常版の人生ゲームよりサイズが小さくなったことで、確かにマスの数が少ない。しかし、このポケット人生ゲームには、ベーシックステージに加え、ドリームトレジャーエリアとキャリアアップエリアという新しいエリアが入っている。この2エリアの組み合わせにより、楽しみ方が変わるのだ。

それだけではなく、ルーレットや人生ゲーム通貨などの小物も小さくなったが、従来と同様のクオリティーだった。また、ポケット版になったからといってもマスの文字は小さくないので、読みやすくて安心した。これらの工夫により、小さいながらも十分に楽しめる人生ゲームに仕上がっている。

問題点として挙げるのであれば、通常の人生ゲームは2~6人用だが、ポケット人生ゲームは2~4人用となっている。4人以上の大人数で遊べないのが、少し残念なポイントではある。

だが、パッケージをみると、4人で遊んだときのゲーム終了までの平均時間は約40分となっており、長くもなく短くもない。人数が多いときは交代で遊んでも良いだろう。

子供の頃に人生ゲームをやろうと言っても、時間が長いからと断られた経験があるので、40分という時間もまた、ちょうどよく楽しめるのではないだろうか。