はいさい!旅するフォトグラファーひさみつです!
日本最西端の離島、与那国島に行ってきました。野生の与那国馬と触れ合ったり、有名ドラマのロケ地に立ち寄ったり、島の絶品料理に舌鼓を打ったり。その日数4泊5日。僕が体験した与那国の旅の全てを紹介します。ぜひ最後までお付き合いください。
与那国島での思い出がたくさんありすぎて、記事を2つに分けることにしました。
今回は、島へのアクセス方法や観光・宿泊方法を中心にお伝えします。それではお楽しみください。
目次
- 与那国島ってどんな島?どうやって行ったらいいの?
- 石垣島からフェリーで4時間!いざ日本最西端の島へ!
- ゲストハウスfiestaへチェックイン!原付もレンタル!島を回る準備は万端!
- え?道路に野生の馬が!?島を回る際はテキサスゲートに気をつけよう!
- 島の名物料理!与那国に行ったらこれを飲むべし食べるべし!
- 次回!与那国島の観光スポットや魅力を大紹介。
与那国島ってどんな島?どうやって行ったらいいの?
与那国島は日本最西端の有人島です。沖縄本島から南西約500km離れた場所にあり、人口は約1,700人、周囲約27kmの小さな島です。天気の良い日には約111km離れた台湾を見ることもできるそうですよ。
与那国島へのアクセス方法は、フェリーと飛行機の2つがあります。
フェリーの場合
石垣島にある福山海運「フェリーよなくに」からフェリーが出ています。石垣港から少し離れた場所に発着場があるため注意が必要です。
石垣島から与那国に向かうフェリーが毎週火曜日と金曜日。与那国島から石垣島に帰るフェリーが毎週水曜日と土曜日にでています。
毎日船が出ているわけでないので、船のみを利用する場合は、必然的に「火曜日に行って金曜日に帰る」「金曜日に行って水曜日に帰る」が最も短い滞在になります。飛行機と組み合わせたりして行き来する方も多いようですね。
飛行機の場合
那覇空港と石垣空港から飛行機が出ています。那覇空港から約1時間半のフライトで週3〜4本便があります。新石垣空港からは約30分のフライトで1日1往復便があります。
石垣島からフェリーで4時間!いざ日本最西端の島へ!
石垣港から少し離れた福山海運「フェリーよなくに」へ。
タラップに乗って乗船します。フェリーの出港時間は10:00ですが、9:30にはタラップが回収されてしまうので、その前に乗船できるようにしましょう。
そして定刻の10:00。与那国島に向けていざ出港!
14:30、与那国島の与那国港フェリーターミナルに到着しました。時間にして4時間半の船旅です。この航路はかなり船が揺れると聞いていたのですが、幸いなことに僕が乗船した時は波も穏やかで、そこまで揺れることもありませんでした。船酔いが心配な方は必ず酔い止めを持っていくようにしましょう。船の中はどこの客室を使っても大丈夫なので、好きな場所で自由に過ごせます。
ゲストハウスfiestaへチェックイン!原付もレンタルして島を回る準備は万端!
与那国港フェリーターミナルに到着すると、予約ゲストハウス「fiesta」のスタッフさんが迎えに来てくれました。経験上、離島の宿に泊まる際は、宿に相談すると港まで迎えに来てくれる場合が多いです。車に乗せられて、租納にあるゲストハウスへ向かいます。
車で15分ほど走ると、ゲストハウス「fiesta」に到着。
宿内はとても清潔感があって、静かで過ごしやすい宿でした。与那国島はダイビングでも人気の島なので、ダイビング目当てで来島している人たちも多く滞在しています。ベランダにはダイビングの服やGOPROの耐水カバーが乾かしてあったりしました。
ゲストハウスなのでキッチンや冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、調味料も完備です。皆が思い思いの食材を持ち込み、自由に料理をします。
ドミトリーが1泊2,500円。個室が1泊4,000円でした。
与那国ゲストハウス Fiesta
- 住所:沖縄県八重山郡与那国町字与那国1080番地
- TEL:0980-87-2339
与那国島は一周約30kmの島なので、自転車や原付、車を借りれば1日で回ることができます。
今回は租納にある「与那国ホンダレンタカー・バイク」さんを利用しました。50ccの原付バイクを1日借りて3,000円です。数日滞在する場合はまとめて借りた方がお得に借りることができますよ。
与那国ホンダ レンタカー・バイク
- 住所:沖縄県八重山郡与那国町与那国12番地
- TEL:0980-87-2376
「与那国ホンダ」は目の前にエネオスがありますので、ここでガソリンを入れてすぐに返却できます。
え?道路に野生の馬が!?島を回る際はテキサスゲートに気をつけよう!
与那国島を一周走っていると、テキサスゲートと呼ばれる場所がいくつか存在します。
バイクの車輪がちょうどハマるくらいの幅があります。ここを通る時は速度を上げて一気に駆け抜けるようにしましょう。
この溝は「テキサスゲート」と呼ばれています。これは一体何なのでしょうか?その謎は、ゲートを超えてしばらく走ると明らかになります。
テキサスゲートを超えて進んでいくと、道路の上や、海岸に、何頭もの馬が暮らしています。
これが、与那国島固有種の「与那国馬」です。1969年には与那国町の天然記念物に指定されています。一般的に競馬や乗馬でみる馬とは違い、日本在来馬と呼ばれる貴重な「日本の馬」の一種です。
いつ頃から与那国島に生息しているのか、文献が少なくて正確なところはわからないようなのですが、15世紀くらいには、人々がこの島で馬と共に生き、作物を育てて暮らしていた記録が残されているようです。
また、古くから沖縄各地で生きてきた在来馬ヨナグニウマを守るヨナグニウマ保護活用協会もあります。
与那国島では、こうした与那国馬や、牛などが放牧されており、人々が生活する道路を普通に歩いています。もうおわかりでしょうか?テキサスゲートは、与那国馬が人間の生活圏内に入ってこないようにするためのものなのです。馬の近くに近くのは危ないので、程よく距離をとりながら観察するようにしましょう。
※今回掲載した写真は望遠レンズで撮影しています。
島の名物料理!与那国に行ったらこれを飲むべし食べるべし!
Fiestaから徒歩数分にある「ビヤガーデン国境(はて)」さんで、「島豆腐チャンプルー定食(800円)」を食べました。ホクホクの島豆腐に野菜が合わさってとても美味しかったです。
国境と書いて「はて」と呼ぶ、与那国島の場所を考えると中々お洒落な名前のお店だなあと思いました。
それからやはり!与那国島と言えば、島で撮れた「カジキ」が美味しいです。島の漁業食堂や居酒屋などで大抵食べられますので、与那国島に来たらぜひ食べておくことをおすすめします。
沖縄といえば泡盛。お酒が飲める方には与那国島名産の泡盛「どなん」なども有名ですね。すっきりしていて喉越しもよく、飲みやすい味でした。
ビヤガーデン国境(はて)
- 住所:沖縄県八重山郡与那国町字与那国22-4
- TEL:0980-87-3255
- 営業時間:昼11:30~13:30/夜18:30~23:00
- 定休日:木曜日、日曜日の昼
※船が欠航して物理的にお店を開けないなど、色々な事情で営業していない場合もありますので、事前に電話等でご確認ください。
おわりに。次回与那国島の観光スポットや魅力を大紹介。
いかがでしたでしょうか?本当は与那国島について一本の記事にまとめるつもりだったのですが、あまりにもボリュームがありすぎて断念しました・・・笑
次回は与那国島の観光スポットをご紹介します。ぜひお楽しみに~!
文・写真 ひさみつ/提供元・たびこふれ
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