コロナウイルスが流行しだしてから、1年以上が経過しました。ここトロントではこの1年、ロックダウン、小売店の営業再開、またロックダウンと繰り返し、4月頭に、政府は3度目のロックダウンを決行しました。3月末からここトロントでもコロナの変異株が流行り出し、感染者数が急増しています。
それに伴い、4月7日より公立学校は全て閉鎖、オンラインへと完全に移行しました。飲食はテイクアウトのみ、唯一入店出来るのが、スーパーやドラッグストアなど、生活必需品を売っているお店です。その他の小売店はお店に入れませんが、オンラインで購入したものを店舗入り口で受け取ることは可能です。また、不要な外出をすることは法律で禁止されており違反すると罰金が課されます。
どこにも行くなと政府からお達しがあるので、とにかく不自由で厳しい状況が続いています。
とはいえ、極寒な冬を越えて少しずつ暖かくなり春らしくなってきたので、外に出やすくなってきました。
今回の記事では、このコロナ禍で出かけられる場所や、トロントの地元民が現在どのように生活しているのかをご紹介します。
目次
スーパーマーケット・ドラッグストア・その他のお店公園
レストラン・カフェ
最後に
スーパーマーケット・ドラッグストア・その他のお店
生活に欠かせないスーパー・ドラッグストアは、通常通り営業しています。感染防止のため、規定の半数のみ入店が可能でそれ以上は入場制限がかかります。入場制限がかかると入り口で並んで待ちます。とても混んでいるときは、長蛇の列ができることもあり、入店に30分ほど待つこともあります。ウォルマートのような食料品含め何でも売っているような大型ディスカウント店では、売り場によって入場禁止区域があります。
ロックダウン直前に指を切ってしまい、キズパワーパッドを買いに行きました。幸い店は混んでおらず、スムーズに買い物ができました。
また、リカーストア、屋外の園芸コーナー、屋内の園芸コーナーは、規定の25%の人数の入店なら可能です。
その他のお店は入店は禁止されていますが、入店しない方法であれば販売することができます。
先日、カナディアンタイヤという大手ディスカウントショップで買い物をしました。オンラインで購入・決済し、お店の引き渡し準備ができたらメールで知らせが来るので、店舗入り口に受け取りに行きました。朝購入して、その日の正午には受け取り可能になっていて思った以上に快適に買い物ができました。
自分で見て、触って買いたい!と言う方には非常に不便ですが、今はとにかく我慢するしかありません。オンラインだとしても、欲しいときに即購入して受け取れるのは、コロナ前にはなかった新しいサービスです。
公園
必要最低限の外での運動は認められており、公園へ行くことは不自由なくできます。というかもはや、自由にお出かけできる場所は公園しかありません・・・。しかも、外での集いは5人以下と決められているので、友達と出かけることもできません。とはいえ、季節が春になり気温も上がってきてだいぶ外出しやすくなりました。先日、家から車で10分で行けるビーチに行きました。
とても天気がよく、週末だったので人もそこそこいました。とても広い湖沿いのボードウォークなので、密になることはありませんでした。
また、徒歩圏内に小川があり川沿いにバイクロードやトレイルがある公園があるので、そこにも行ってみました。
木々や地面から新芽がたくさん出てきていて、春の訪れを感じました。
レストラン・カフェ
飲食店はテイクアウトのみ営業しています。お店に直接行って、店内で購入してテイクアウトをすることも可能です。我が家で最近したテイクアウトをご紹介します。
いかにもカナディアン!なピザです。たくさんトッピングがある日本のピザとは違って、こちらのピザはシンプルです。チーズ、ペパローニ(サラミ)のみのものや、具が2~3種類まばらに乗っているものが多いです。写真のものは、チーズ増量・ペパローニ・サンドライトマトをトッピングにチョイスしました。
Pape駅近くにあるHanamaru market & Bentoの寿司です。北米のものは、日本の寿司と見た目が全く違います。
私は北米の寿司は、日本のと別物として捉えるようにしています。日本の寿司と比べたら、とんでもないからです笑。でも、こっちのサーモンロールや海老天を入れたダイナマイトロールは、別物と捉えて食べたらけっこう美味しいですよ。日本では食べられないので、北米に来たら食べてみる価値はあると思います。
さらに寿司。こちらはAtto Sushiというレストランの寿司。ネタがなかなか新鮮で、予想以上に美味しかったです。近所なので、またリピートしたいです。
最後に
今回の記事では、「3度目のロックダウン!コロナ渦での過ごし方(2021年4月10日現在)」と題し、現在のトロントの状況や我が家の生活についてご紹介しました。思うように行動できず、不自由であることは間違いありませんが、必要なものは買えるし、美味しい物は食べられます。小さなことを幸せに感じ、日々楽しさを見つけながら生活していきたいと思います。何はともあれ、いつかこの状況は終わる!と信じて、ステイホームしましょう!
【文・写真 もも/提供元・たびこふれ】
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