中国・上海で日本でも人気の商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」が2021年4月28日に開業しました。ららぽーととしては海外初進出となります。
出店の目玉となっているのが、海外初の実物大フリーダムガンダム立像です。
同施設は「中国最大級のガンダム拠点であり、館内各所で様々なガンダム関連イベントを予定している」と発表しました。
中国でフリーダムガンダムお目見え、現地の反応は?
三井ショッピングパークららぽーと上海金橋に設置された実物大ガンダムは高さ18メートル以上あり、4月26日に設置されました。
「フリーダムガンダム」は、2002 年にテレビ放送された『機動戦士ガンダムSEED』に登場するモビルスーツで、海外のガンダムファンの間でも高い人気を誇っていることから、今回同施設に設置されることとなりました。
この立像では、アニメ本編では描かれることのなかったフリーダムガンダムの機能を確認することができます。またカトキハジメ氏による新規マーキングデザインも見どころの一つです。
また同時に、同施設4階に位置するTHE GUNDUM BASE上海金橋店も4月28日にオープンしました。中国のガンダムベースとしては2店舗目になります。
ここでは、ガンダムベース限定商品から実物大フリーダムガンダム立像などの限定商品まで、幅広い商品を取り揃えています。
同施設3階ではガンダムのプラモデルを作ることができる体験教室も無料でオープンしています。
さらに、5月28日にはガンダムをテーマにした大規模オフラインイベント「GUNDAM docks at上海」がスタートします。
では、中国でのガンダム人気はどれほどのものなのでしょうか。
中国で最大規模を誇る口コミサイト「大衆点評」には、「ガンダム好きには天国」とし、多数の高評価をつけた口コミが見られました。
また、あまりの人気で「店内に入るための列ができていた」「在庫切れのものも多く、入荷が未定だといわれた」「あまりにも多くの人が来ていて限定商品を買うのもやっとだった」などというコメントも見られました。
ガンダム以外にも、同施設では日本食レストランゾーンを設けたり、日本でも人気のブランド「UNIQLO」、大手家具メーカー「ニトリ」などが出店しています。
こうした文化的な交流により、日中関係が良好に保たれることが期待されます。
文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ
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