リテラシーが高まり、 “転売ヤー”撲滅?

メルカリの強みといえば、ユーザー数と出品数の多さだ。幅広い商品を売買することができ、2020年12月には累計出品数20億品を突破したことも発表されている。さらに日本国内の利用者数は月間1,755万人と、ユーザー数が多いことで「自分の出品した商品が売れやすい」というメリットを持っているのだろう。サービス開始からフリマアプリの代名詞として業界のトップランナーとしても知られている。また、ゆうゆうメルカリ便など、格安で発送できる独自の発送方法もユーザーから高い評価を受けている。
だがそんなメルカリをはじめ、フリマアプリには問題点も存在する。それは、人気ブランドの限定品やライブチケットを買い占める“転売ヤー” だ。コロナ禍ではマスクの転売行為も大きな話題となった。 同調査の「転売品への意識」に関する設問では、購入者として42%が「転売品はほしくても購入しない」と回答し、「購入する」「購入を検討する」を抑えて1位に。自身が出品者となる場合も50%以上が「意識している・やや意識している」と回答した。この調査からフリマアプリユーザーのリテラシーの高さが伺える。
転売行為に対しては国や各種業界団体もさまざまな場面で、“転売反対”の立場を示している。こうした意識は今後もユーザーに広く浸透していくだろう。そうなってきたとき、もし「私たちのサービスでは転売を許しません」と明確な立場を取るサービスほどユーザーの支持が集まることになるかもしれない。 今後のフリマアプリのシェアの動きは、転売との向き合い方にかかってくるのかもしれない。
参照元:フリマサービス・アプリで転売品を購入しない人は42.9%、出品の際に50.6%が転売かどうか意識すると回答 利用したことがあるフリマサービス・アプリの上位は「メルカリ」「ヤフオク!」「ラクマ」【MMD研究所】
(文=オトナライフ編集部)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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