焚き火台は、ペットボトル(500ml)サイズまで小さくなってきていること、ご存じでしたか?今回はソロキャンパーの方向けのスマートな焚き火台を、一挙にご紹介します!

目次
ソロキャンプで使う焚き火台の選ぶ3つのポイント
 1.携帯性が高い
 2.直感で組み立てができる
 3.ケアに手間がかからない
500g以下の焚き火台を一挙にご紹介!
 ユニフレーム 「ファイアスタンドII」
 パーゴワークス 「 ニンジャファイアースタンド」
 ブッシュクラフト 「ウルトラライト ファイヤースタンド35×44 Ver.1.0」
 STC 「ピコグリル398」
 ASOBU 「IRORI101」
 VARGO 「チタニウム ファイヤーボックスグリル ストーブ」
まとめ

ソロキャンプで使う焚き火台の選ぶ3つのポイント

1.携帯性が高い

1kg未満の軽量モデルはここ10年で多く見られるようになりました。しかし、いくら軽い焚き火台であっても、ソロキャンプは電車で行く人もいればバイクで行く人もいるため、“携帯性”が重要になってきます。バッグの中に入れなければならないので、薄い板状か、棒状になるものがおすすめです。

2.直感で組み立てができる

どれだけデザインやコスパが良くても、仮に組み立てに1時間かかる焚き火台は使いませんよね?結局、使う時にどれだけ楽に組み立てられるかは、長く使う上で重要です。

3.ケアに手間がかからない

ケアの手間がかからないかも、長く使うための秘訣です。炭は落としやすいか、サビに強いかがチェックポイントになります。ステンレスやチタンが、おすすめです。

500g以下の焚き火台を一挙にご紹介!

商品名 使用サイズ 収納サイズ 重量 素材 価格(税込)
ユニフレーム 「ファイアスタンドII」 縦400×横400×高さ300mm 約直径60×長さ570mm 約490g スタンド : ステンレス鋼メッシュシート : 特殊耐熱鋼FCHW 26400円
パーゴワークス  「ニンジャファイアースタンド」 縦360×横360×高さ300mm 長さ403mm ×縦77mm× 横57mm 約280g ステンレス 13200円
ブッシュクラフト 「ウルトラライト ファイヤースタンド」 縦350×横440×高さ80mm 長さ440×縦70×横70mm 約352g フレーム:チタン火床:ステンレスメッシュ 9680円
STC「ピコグリル398」 縦385×横260×高さ245mm 縦335×横235×厚さ10mm 約442g ステンレス鋼 12800円
ASOBU「IRORI101」 縦199×横182×高さ126mm 縦203mm×横148mm×厚さ6mm 約250g ステンレス 10780円
VARGO「チタニウム ファイヤーボックスグリル ストーブ」 縦205×横205×高さ80mm 縦205×横110×厚さ20mm 約116g チタニウム製 9050円

ユニフレーム 「ファイアスタンドII」

【ソロキャンパー向け】500g以下の最軽量級の焚き火台まとめ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

特徴はそのシンプルな構造です。四本の脚をクロスさせ、その脚の先に網のピンを差し込むだけで設営可能な代物。料理をする場合は直火になるため幅が限られますが、焚き火を純粋に楽しむならこれで十分です。

【ソロキャンパー向け】500g以下の最軽量級の焚き火台まとめ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

重量も490gと軽く、収納時も折りたたんで網を脚に巻きつけるだけでOKです。メッシュシートの網目は0.96mmと細かい仕様。空気は通しつつも炭の燃えくずは通さないようになっています。

ケアは、炭を捨てた後に網だけ洗えば完了です。ステンレス製なので、サビにも熱にも強いのがありがたいポイント。純粋に焚き火の機能だけを満喫したい方におすすめの商品です。

パーゴワークス 「 ニンジャファイアースタンド」

【ソロキャンパー向け】500g以下の最軽量級の焚き火台まとめ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

こちらの焚き火台も構造はシンプル。四本の脚を網の上で組み合わせて安定させています。

支点が網の上で、固定される仕組みなので、河川敷などのでこぼこした場所でも安定してくれます。また280gと軽量ながらも耐荷重2kgのゴトクになるため、クッカーを使った幅広い調理が可能です。

【ソロキャンパー向け】500g以下の最軽量級の焚き火台まとめ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

片付けは、炭を捨てて網を洗うだけで完了。脚をばらして付属のケースに収納します。また、嬉しい火吹き棒も付いています。調理機能付きの焚き火台でソロキャンプを楽しみたい方にはおすすめです。

ブッシュクラフト 「ウルトラライト ファイヤースタンド35×44 Ver.1.0」

【ソロキャンパー向け】500g以下の最軽量級の焚き火台まとめ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

こちらはメッシュにサイドバーを通し、二本の脚で固定するタイプの焚き火台です。着火点が低い位置にあるため、「直火に近いスタイル」を楽しむことに重点が置かれています。

【ソロキャンパー向け】500g以下の最軽量級の焚き火台まとめ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

収納時はフレームを網で巻き付けて棒状にします。軽量で、直火に近く、足元から暖まることが出来る焚き火台です。

STC 「ピコグリル398」

【ソロキャンパー向け】500g以下の最軽量級の焚き火台まとめ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

スイスのSTC社が手がける、ハイキング用に作られた焚き火台です。プレートを折りたたむと、A4サイズまで小さく薄くなります。

地面に対してのダメージを軽減するために、あえて着火ポイントに高さを出すことで、環境へも配慮されています。また専用のゴトクを使えば、調理も可能です。

【ソロキャンパー向け】500g以下の最軽量級の焚き火台まとめ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

組み立ては二つのフレームを組み合わせて、焚き火の受け皿用のプレートを設置するのみと簡単な仕様。トレッカーの方におすすめの焚き火台です。

ASOBU 「IRORI101」

【ソロキャンパー向け】500g以下の最軽量級の焚き火台まとめ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

日本発のガレージブランド「ASOBU」の最軽量モデル『IRORI101』です。収納時はA5サイズになり、組み立てもシンプルで二枚のプレートを広げ、脚部をはめ込むのみ。

専用ゴトクの耐荷重は10kgですが、ソロならこれで十分。クッカーからダッチオーブンまで、幅広い料理が可能です。

別売りの風防を使えば、安定した燃焼を維持できるようになります。さらには五徳を2段階の高さで使用することも可能に。

【ソロキャンパー向け】500g以下の最軽量級の焚き火台まとめ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

収納時は板状になり、250gと軽量なので、トレッカーから料理好きなソロキャンパーの方までおすすめです。

VARGO 「チタニウム ファイヤーボックスグリル ストーブ」

【ソロキャンパー向け】500g以下の最軽量級の焚き火台まとめ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

今回選んだ商品の中では、唯一のチタニウム製です。チタニウムは強度もさることながら、軽さに特徴がある素材。116gと圧倒的な軽さを誇ります。また、耐荷重に関しても、今回選んだ焚き火台の中ではダントツの21kgです。

【ソロキャンパー向け】500g以下の最軽量級の焚き火台まとめ
(画像=『.HYAKKEI』より 引用)

組み立ては四枚の板を組み合わせ、焚き火の受け皿となる板を底に配置します。他の物に比べると、少し手間がかかってしまいます。

まとめ

今回は日本で入手可能な焚き火台の中で、500g以下のものを厳選してみました。軽いソロストーブを一つ持っておくと、登山やソロキャンプで行うアクティビティの幅が広がります。また災害時にも活用できるので、ぜひお気に入りの一台を見つけてみてください。

提供元・.HYAKKEI

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