思い出した頃には「あなたの『Google アカウント』は消えてしまいました」、なんて事態に陥らないようにしたい。なんと先日発表されたGoogle アカウントのストレージポリシーによれば、「『Gmail』『Google ドライブ』『Google フォト』のサービスを2年間利用していないと、ファイル等が削除される可能性がある」と宣言されたのだ。とくにGoogle ドライブ等は「Google ドキュメント」「Google スプレッドシート」といったサラリーマンにとってもなじみ深いサービスが含まれている。 今回は、絶対に忘れずにいたい「Google アカウントのファイル削除を免れる方法」についてお伝えしていきたい。

2年使っていないと“無かったこと”にされる危険?

「Googleアカウントが消えてる?」放置して使わないと削除される可能性が
(画像=(Image:Koshiro K / Shutterstock.com), GmailはGoogleの提供するフリーメールサービスだ,『オトナライフ』より引用)

 今回伝えられているGoogle アカウントの削除の条件は、「サービスを2年間利用していない場合」と「2年以上継続して保存容量を超過している場合」だという。  2年間未利用は、そのまま「Google アカウントのサービスを使ったかどうか」であり、注意点として「GmailとGoogle ドライブは利用されているがGoogle フォトは2年間未利用」という場合には、「Gmail・Google ドライブのファイルは削除されず、Google フォトのファイルのみ削除される」という仕様のようだ。また、「コンテンツが削除の対象となる3ヶ月以上前にGoogle サービス内での通知およびメールで通知される」ともしており、何の連絡もなく唐突に削除される、という事態は避けられるようだ。  「2年以上継続して保存容量を超過している場合」では、「保存容量の超過が 2 年以上続いているにもかかわらず、上限を超えないようにする対応(空き容量を増やす、追加容量を購入するなど)がとられていない場合」に、すべてのファイルが削除される可能性がある、と示唆している。