目次
新車で買える7人乗りSUVを14車種紹介
日産 エクストレイル
ホンダ CR-V
マツダ CX-8
レクサス RX450hL
ボルボ XC90
メルセデス・ベンツ GLE
メルセデス・ベンツ GLS
BMW X5
BMW X7
キャデラック エスカレード
シトロエン グランドC4 スペースツアラー
プジョー 5008
アウディ Q7
ランドローバー ディフェンダー
テスラ モデルX
新車で買える7人乗りSUV 発売日一覧
7人乗りSUV選びのポイントは?
7人乗りSUVは大人数&長距離ドライブも快適!
新車で買える7人乗りSUVを14車種紹介

未だに高い人気を誇るSUVですが、大きく分けて2種類になることを知っていますか。ラダーフレームを採用し悪路走破もガンガンこなす「クロスカントリーSUV」。対するのは乗用車をベースに、スポーツテイストに仕上げた「クロスオーバーSUV」です。
求める方向性で、かなり印象が変わるもの。今回はクロスオーバーSUVの中でも7人乗りを実現する車をご紹介していきます。
新車で買える7人乗りSUV 新車車両価格一覧
車種名 | 最安値 | 最高値 |
マツダ CX-8 | 299万円 | 459万円 |
日産 エクストレイル | 324万円 | 365万円 |
シトロエン グランドC4スペースツアラー | 420万円 | 459万円 |
プジョー 5008 | 425万円 | 507万円 |
ランドローバー ディフェンダー | 619万円 | 1,124万円 |
レクサス RX450hL | 796万円 | - |
ボルボ XC90 | 834万円 | 1,139万円 |
BMW X5 | 945万円 | 1,361万円 |
アウディ Q7 | 947万円 | 1,020万円 |
メルセデス・ベンツ GLE | 964万円 | 1,958万円 |
テスラ モデルX | 1,041万円 | 1,780万円 |
BMW X7 | 1,114万円 | 1,669万円 |
メルセデス・ベンツ GLS | 1,263万円 | 1,669万円 |
キャデラック エスカレード | 1,490万円 | 1,520万円 |
※価格は消費税を含む。千円の位で四捨五入
新車車両価格を一覧表にしてみました。やはり人気のSUVは、価格帯が高額なものが多くなっていますが、レクサス RX450hLよりも安い外車SUVが3モデルもあることに驚きです。
日産 エクストレイル

- 新車販売価格:324~368万円
2013年に3代目にモデルチェンジを行い、都会派SUVのイメージも加わるようになりました。その後2015年のマイナーチェンジより、ハイブリッドも加わり現行モデルとなっています。
2000年の初代から一貫して作り込まれてきた「タフギア」は、アウトドアシーンでの使い勝手の良さで人気を集めてきました。日産独自のVモーションと呼ばれるフロントグリルが採用されたことで精悍さが増しています。
SUVらしい大径タイヤにはダークカラーのアルミホイールが装着され、スポーティさを演出。癖の少ないエクステリアは、クロスオーバーでありながら、オフロード性能も欲しいユーザーに嬉しい特徴です。
人気の高さは居住性にもあります。ロングホイールベースならではの余裕の広さが確保されており、さまざまなシートアレンジも可能。3列シートの7人乗り仕様は「20XI」「20XI Vセレクション」に設定されています。
サードシートを格納することで、5人乗りと同様の積載力を発揮するほか、3列目のシートをリクライニングすることを可能にしました。狭くなりがちな3列目の圧迫感を解消することができます。
シートやフロア、ラゲッジスペースに至るまで、汚れに強い防水シートが標準装備されていることも特徴的です。アウトドアで濡れた物も気にせず積み込みOK。後はふき取るだけで掃除も簡単なのは嬉しい限りではないでしょうか。
高速道路での自動運転「プロパイロット」や、「インテリジェント4×4」による駆動モードの切り替えなど走行性能も充実。人気の高さも納得の一台です。
日産 エクストレイル 20Xi/V セレクションのスペック
- | 2WD | 4WD |
全長mm | 4,690 | 4,690 |
全幅mm | 1,820 | 1,820 |
全高mm | 1,740 | 1,740 |
車両重kg | 1,550 | 1,610 |
JC08モード㎞/Ⅼ | - | - |
WLTCモード㎞/L | 12.8 | 12.2 |
ホンダ CR-V

- 新車価格:356~397万円
初代が誕生したのは、1995年のことでした。SUVというカテゴリーもなかった頃に誕生したCR-V。そのスタイリッシュなデザイン性で話題になりましたが、2016年にヴェゼルに吸収され、生産を終了しています。
海外での生産は続けられて、2018年には2年ぶりに日本でも復活。5代目を迎え、7人乗りがラインアップ。燃料タンクを見直すことでボディサイズはそのままに、室内の拡大に成功しました。その結果、取り回しの良さで現在でも人気の高い一台となっています。
エクステリアを見ると、海外での販売も長いため輸入車の雰囲気も漂っているようです。プラットフォームはシビックを採用した新世代へ刷新。人のスペースを最大限に考えるホンダらしさにあふれたインテリアとなっています。
2列目のシートはワンアクションで倒すことができる上に、3列目シートは普段は格納しておくことが可能です。またラゲッジスペースは上下2段に調節し、上段下段で使用することもできます。
「ホンダセンシング」などの先進技術は全車に標準装備されました。パワーユニットを見てみると、7人乗りにはハイブリッドの設定はなく、ガソリンモデルのみとなっている点には注意が必要です。
ホンダ CR-V(FF/4WD)のスペック
- | EX |
EX・Masterpiece EX・BLACKEDITION |
全長mm | 4,605 | 4,605 |
全幅mm | 1,855 | 1,855 |
全高mm | 1,680 | 1,680 |
車両重量kg |
1,590(FF) 1,640(4WD) |
1,610(FF) 1,680(4WD) |
JC08モード㎞/Ⅼ | - | - |
WLTCモード㎞/L |
14.2(FF) 13.6(4WD) |
14.2(FF) 13.6(4WD) |
マツダ CX-8

- 新車価格:299~511万円
2017年に誕生したCX-8は、それまで北米で販売していたCX-9と、CX-5のプラットフォームを組み合わせて作られています。開発コンセプトの掲げられたのは6~7人が快適に過ごすことができるミニバンのようなクロスオーバーSUVというものでした。
そこで誕生したのが、マツダのSUV最上位モデルとなるCX-8です。2列目より3列目の座席の位置を高くし、どこの席に座っても圧迫感の無い設計となっています。たとえば身長170㎝の大人が3列目に座っても、2列目シートの下に足先を入れることができるため快適に過ごせそうです。
後ろ席のドアは最大80度まで開くことができるため、3列目へのアクセスもしやすくなっているところも大きな魅力のひとつ。インテリアに使用されている素材は全て本物。ナッパレザーや本杢パネルなど、最上級モデルにふさわしい落ち着いた室内に仕上げています。
ラゲッジスペースは3列目を使用した状態で239リットル。この状態でゴルフバック2個は積むことができるでしょう。3列目を倒せば、572リットルの積載が可能になります。また忘れてならないのが床下収納。深さ307ミリの深さがあるため、余裕の収納力を発揮。
エンジンには、「SKYACTIV-D2.5」が採用されており、CX-5と同様です。パワフルな走りと低燃費を実現しています。ミニバンにはないSUVのスタイリッシュさと、多人数の乗車を可能にし、さらに走行性能も重要視するという人にはおすすめの一台です。
マツダ CX-8 ガソリンモデル(2WD)のスペック
- | 25S | 25SPTOACTIVE | 25SL Package | 25TExclusiveMode |
エンジン | G2.5 | G2.5 | G2.5 | G2.5 |
全長mm | 4,900 | 4,900 |
4900 |
4900 |
全幅mm | 1,840 | 1,840 |
1,840 |
1,840 |
全高mm | 1,730 | 1,730 | 1,730 | 1,730 |
車両重量kg | 1,740 | 1,760 | 1,770 | 1,830 |
JC08モード㎞/Ⅼ | - | - |
- |
- |
WLTCモード㎞/L | 12.4 | 12.4 | 12.4 | 12.0 |
マツダ CX-8 ディーゼルモデル(2WD)のスペック
- | XD | XDPROACTIVE | XDLPacage |
エンジン | D2.2 | D2.2 | D2.2 |
全長mm | 4,900 | 4,900 |
4900 |
全幅mm | 1,840 | 1,840 |
1,840 |
全高mm | 1,730 | 1,730 | 1,730 |
車両重量kg | 1,810 | 1,840 | 1,840 |
JC08モード㎞/Ⅼ | - | - |
- |
WLTCモード㎞/L | 15.8 | 15.8 | 15.8 |
レクサス RX450hL

- 新車価格:796万円
レクサスブランドの中に7人乗りのミニバンがないため 新たな戦略として2017年に誕生したRX450hL。高級セダンの乗り心地と快適性を実現することに成功しました。そのため、ファミリー層でクロスオーバーに乗りたいというユーザーから人気を得ています。
力強いディティールでありながら、繊細なスタイリングは、上質さを表現。ラグジュアリーSUVと呼ぶにふさわしい佇まいです。リアに取り付けられたコンビネーションランプは、レクサスの「L」を反転させており、さらなる存在感を示しています。
全長が5,000mmを超える3列目のシートは電動格納式が採用され、シートアレンジも可能です。またセカンドシートはワンタッチで倒すことができるため、余裕のラゲッジスペースが出現します。
RX450hLには、6人乗りと7人乗りが設定されています。内外装に大きな違いはありませんが、セカンドシートの設定が異なります。6人乗りではオプションでキャプテンシートを選択できるということです。
7人乗りはベンチシートが採用されています。骨格から鍛え上げた走行性能のパフォーマンスは、アグレッシブな走りも体感できるでしょう。レクサスの品質の良さは、安全を安心に変えています。
レクサス RX450のスペック
全長mm | 5,000 |
全幅mm | 1,895 |
全高mm | 1,725 |
車両重量kg | 2,240 |
WLTCモード㎞/L | 14.7 |
ボルボ XC90

- 新車価格:834~1,139万円
ボルボ初となるクロスオーバーSUVのXC90は、2002年に誕生したフラッグシップです。ボルボの中でも唯一の7人乗りモデルとなっています。ボディのみならずシャシー、サスペンションに至るまで大幅に刷新。サイズもアップしています。
北欧の神話に登場する「トール神」という雷神が持つハンマーをモチーフにした、T字型のポジションランプは、LEDを採用。ボルボ伝統の虚飾の無いスタイリッシュなデザイン性は、見るものを惹きつけます。
ドイツで開催された『レッドドット賞』の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」プロダクトデザイン賞受賞を皮切りに、アメリカのモータートレンド『2016SUV・オブ・ザ・イヤー』など。世界中で50以上の賞を総なめにしています。
パワートレインに使用されている「ドライブe」は、2014年から日本に導入が始まっているものです。これは、次世代を見据えた高効率を実現。今後は4気筒2L以上のエンジンは作らないというコンセプトのもとに開発されました。
XC90のような大型であっても、環境適合性の高いパワートレインで対応可能になっています。スイッチ類を大幅に減らしタッチスクリーン式のセンターディスプレイに操作を集約し、すっきりとしたキャビンを演出。
安全装備もボルボならではの世界に先駆ける技術力です。7人乗りの大きな空間と、先進的なデザイン性は、若いファミリー層からの支持も得ているようです。
ボルボ XC90のスペック
- | B5AWD Momentum | B6AED R-Design | B6AWD Inscription | Recharge Plug-in hybrid T8AWD Inscription |
エンジン | ガソリンターボハイブリッド | ガソリンターボスーパーチャージャー付きハイブリッド | ガソリンターボスーパーチャージャー付きハイブリッド | ガソリンターボプラグインハイブリッド |
全長mm | 4,950 | 4,950 | 4,950 | 4,950 |
全幅mm | 1,930 | 1,960 | 1,960 | 1,960 |
全高mm | 1,775 | 1,775 | 1,775 | 1,760 |
車両重量kg | 2,100 | 2,130 | 2,130 | 2,370 |
WLTCモード㎞/L | 10.9 | 10.5 | 10.5 | 12.8 |
メルセデス・ベンツ GLE

- 新車価格:964~1,958万円
メルセデス・ベンツが日本市場で扱っているSUVには「GLE」のほか、「GLA」「GLC」「GLS」とオフローダーの「Gクラス」があります。SUVの人気と共にラインナップの拡大を続けているようです。
GLEは1989年に誕生した当初は「Mクラス」といわれており、ベンツの販売するSUVということで話題になっていました。2019年に発表された新型GLEには、初となる3列シートの7人乗りが登場しています。
3列目のアクセスは2列目席に設置されたボタンを押すだけで、2列目のシートが前にスライド。また座席が前傾することで乗り込みを楽にアシストしているといえるでしょう。ボディサイズは先代と比較すると、全長105mm、全幅12mm拡大されました。
また3列目のシートを使用しているときでも、ラゲッジスペースは160リットル。2列目、3列目をフラットにすると2,055リットルまで拡大します。そのほかリアから荷物の積み下ろしを行う際には、車高を40mm下げることができるため、楽になるのではないでしょうか。
パワートレインは3種類用意されました。ガソリン直6に48V電気システムを組み合わせたエンジンのほか、クリーンディーゼルの直6高回転域までスムーズな立ち上がりを体感できそうです。
メルセデス・ベンツ GLEのスペック
- | GLE300 4MATIC | GLE400d 4MATIC スポーツ | GLE450 4MATIC スポーツ ISG搭載 | AMG GLE53 4MATIC+ ISG搭載 | AMG GLE63S 4MATIC+ ISG搭載 |
エンジン | 直4ターボ | 直6ターボ | 直6ターボ | 直6ターボ | 直6ターボ |
全長mm | 4,930 | 4,940 | 4,940 | 4,950 | 4,955 |
全幅mm | 1,950 | 2,020 | 2,020 | 2,020 | 2,020 |
全高mm | 1,770 | 1,780 | 1,780 | 1,780 | 1,785 |
車両重量kg | 2,290 | 2,390 | 2,370 | 2,430 | 2,520 |
WLTCモード㎞/L | 12.5 | 11.9 | 10.3 | 9.7 | - |
メルセデス・ベンツ GLS

- 新車価格:1,263~1,669万円
メルセデス・ベンツのSUVは種類が豊富で、「GL」を冠とする5グレードと、「Gクラス」がラインアップ。その中でも7人乗りの広さを誇る最上級クラスがGLSです。2020年3月にGLから数えて3代目となりました。
先代モデルと比較すると全長が77mm、全幅22mm、ホイールベースが60mmアップしています。そのため2列目には贅沢な安らぎの空間を演出、3列目には大人でも快適なスペースが生まれました。
エクステリアはベンツの思想を前面に押し出した「Sensual Purity(官能的純)」を具現化。ボディは面を強調したスタイリッシュなデザインを採用しています。インテリアは快適性が追求されているといえるでしょう。
2列目、3列目まで電動でアジャスト可能。また2列目、3列目を畳むことも電動式が採用されました。室内空間が広い分2列目、3列目を畳むと、十分すぎるラゲッジスペースが出現します。
車重もあるためどちらかといえば運動性能よりもラグジュアリー性を重視しているといえるかもしれません。しかしメルセデスの最新テクノロジーによって力強いパワートレインを作り上げています。
また「E-アクティブボディコントロール」によってオンロード、オフロードでもフラットな乗り心地を体感することができるのではないでしょうか。
メルセデス・ベンツ GLSのスペック
- | GLS400d 4MATIC | GLS580 4MATICスポーツ | Mercedes AMG GLS63 4MATIC+ |
全長mm | 5,210 | 5,220 | 5,245 |
全幅mm | 1,955 | 2,030 | 2,030 |
全高mm | 1,825 | 1,825 | 1,840 |
車両重量kg | 2,540 | 2,660 | 2,680 |
WLTCモード㎞/L | 10.9 | 8.3 | - |
BMW X5

- 新車価格:945~1,361万円
世の中の流れが、SUVに傾きかけたさきがけの2000年頃に、BMWが最初に投入したのがX5でした。BMWではSUVではなく「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」と呼んでいます。
2019年には4代目となる現行車が誕生。先代と比較すると、全長25mm、全幅65mm、全高10mm拡大しました。ゆったりとした室内空間を確保しつつ、低重心でBMWらしい走行性能も堪能することができます。
エクステリアの大きな特徴はキドニーグリルです。大型化したフロントグリルは、よりアグレッシブな印象をあたえてくれるでしょう。X5は5人乗りを基本としていますが、オプションによって7人乗りにすることが可能です。
それは、「サードローシート」といい、まさしく3列目を作るということになります。注意が必要なのは、設置できないモデルがあるということ。「xDrive35d」には設置することができません
BMW X5のスペック
- | X5xDrive 35d | X5xDrive 35d M Sport |
エンジン | 3.0L ディーゼル | 3.0L ディーゼル |
全長mm | 4,935 | 4,935 |
全幅mm | 2,005 | 2,005 |
全高mm | 1,770 | 1,770 |
車両重量kg | 2,260 | 2,270 |
JC08モード | 15.9 | 15.9 |
WLTCモード㎞/L | 12.4 | 12.4 |
BMW X7

- 新車価格:1,114~1,603万円
X1からX6までラインアップを図ってきたBMWから、最上級SUVとして2019年に発売されたモデルがX7です。水平を基調とした四角いデザインがシンプルさを強調しています。全長5mを超えるボディサイズで、ホイールベースも3mを超えているため、余裕の室内空間を実現しました。
BMWのデザイントレンドである大きなキドニーグリルが、存在感を高めているようです。3列目の2人掛けシートには、身長190㎝の人が座っても余裕があります。ホイールベースの拡大と、2列目シートのスライド機構を備えているため、後部席への移動も楽になりました。
ほとんどのシートアレンジは、スイッチひとつの電動で替えることが可能になっています。ラゲッジ容量は、3列目を格納した場合に750リッター。2列目をフラットにすると2,120リッターとなります。
「エグゼクティブ・ドライブ・プロ」を備え、路面状況をスキャンしたサスペンションを制御。また4輪アダプティブ・エア・サスペンションの採用により、最高の乗り心地を実現しています。
BMW X7のスペック
- | X7xDrive 40d | X7xDrive 40d Design Pure Excellence | X7xDrive 40d M Sport | X7M 50i |
エンジン | 直6ディーゼル | 直ディーゼル | 直6ディーゼル | V8ガソリン |
全長mm | 5,165 | 5,165 | 5,165 | 5,165 |
全幅mm | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 |
全高mm | 1,835 | 1,835 | 1,835 | 1,835 |
車両重量kg | 2,500 | 2,510 | 2,510 | 2,580 |
JC08モード㎞/L | 11.9 | 11.9 | 11.9 | 8.1 |
WLTCモード㎞/L | 11.4 | 11.4 | 11.4 | 7.5 |
キャデラック エスカレード

- 新車価格:1,490~1,520万円
毎年モデルチェンジを行う「モデルイヤー」制をとるアメリカからご紹介したいのは、2021年1月に誕生したアメリカンSUVの最上級モデル・エスカレード。現地ではジェニファー・ロペス、マット・デイモンなど名だたるセレブが愛車にしています。
今作で6代目となり、フルサイズSUVがさらにパワーアップ。全長が187mm拡大し、2列目と3列目のレッグスペースがさらに拡大し、先代と比較すると40%増となりました。もっと荷物が積みたいという声にカーゴスペースは68%拡大しています。
更にインテリアにはシートヒーターはもちろんのこと、マッサージ機能も追加されました。センターコンソールの下に冷蔵だけではなく冷凍機能も持った冷蔵庫も完備。もはや動く家のようにくつろげる空間を持っているといえるでしょう。
スピーカーは、プロのミュージシャンたちがレコーディングスタジオで使用する『AKG』製のオーディオ。36個のスピーカーから迫力ある音の世界は、まるでコンサートホールで聴く臨場感にあふれているでしょう。
アメ車らしいV8のパワフルな走行性能はそのままに、低負荷時には8気筒のうち4気筒、6気筒を選択して休止する「ダイナミックフューエルマネジメント」を採用。高効率を実現しています。
世界初となる湾曲型有機ELディスプレイは約97㎝のビッグサイズ。すべてがゴージャスでフラグシップモデルにふさわしい貫禄があります。どこから見ても唯一無二の存在感を演出してくれるエスカレード。だからこそセレブに選ばれているといえるのかもしれません。
キャデラック エスカレードのスペック
- | プラチナム |
スポーツ |
全長mm | 5,382 | 5,382 |
全幅mm | 2,060 | 2,060 |
全高mm | 1,984 | 1,984 |
車両重量kg | 2,641 | 2,641 |
WLTCモード㎞/L | - | - |
シトロエン グランドC4 スペースツアラー

- 新車価格:420~459万円
初代が発売された2007年当初は「C4ピカソ」という名前でしたが、2018年に現在のグランドC4スペースツアラーへと変更されています。それと同時に5人乗りが終了となりました。現在は7人乗りのみのラインナップです。
シトロエンの個性的なアイコンとなっている2段になったダブルグリルは健在。落ち着きのある、大人しい印象が漂っています。室内に入ると頭上まで広がる「スーパーパノラミックフロントウィンドウ」が予想外の開放感を感じられるでしょう。
2列目のシートは独立した3人掛けを採用し、前後スライドも3席独立しているため、真ん中の人が窮屈感を感じることがないのは嬉しい点です。3列目は簡易的なシートというもので、大人が座って長距離を過ごすことには不向きかもしれません。
2.0Lのディーゼルターボエンジンを搭載したワングレード。低回転から力強い走行フィールで、車高の高さを感じないコーナリング性能を発揮します。ドライバーも楽しみながら運転できれば、もっと遠出したくなるかもしれません。
シトロエン グランドC4 スペースツアラーのスペック
エンジン | D2.0 |
全長mm | 4,605 |
全幅mm | 4,605 |
全高mm | 1,670 |
車両重量kg | 1,660 |
JC08モード㎞/L | 18.8 |
WLTCモード㎞/L | 16.3 |
プジョー 5008

- 新車価格:425~507万円
ミニバンからSUVへと大きな変貌を遂げた5008。ミニバンの代わりを務めるSUVとして7人乗りモデルが人気を集めています。3008と同様のプラットフォームを使用しながら、ホイールベースを165mm、全長を190mm拡大した広いサイズは、使い勝手の良さが光ります。
たとえば、チャイルドシートを2つ装着したいという場合や、家族が5人以上の場合には、ミニバンのほかにSUVも選択肢に入ってくるのは嬉しいものです。3列目の座席が独立しているため、用途に合わせて片方だけ荷物を置くことも可能。
ワンタッチで折りたためるのは、手間いらずで助かります。1.6Lのダウンサイジングターボの走行フィールもトルクフルです。もうひとつは2.0Lのディーゼルが設定されており、常に大人数での移動を伴う場合には、余裕の走りを楽しむことができるでしょう。
プジョー 5008のスペック
- | ALLURE |
GT LINE BLUE HDI |
GT BLUE HDI | CROSSCITY BLUE HDI |
全長mm | 4,640 | 4,640 | 4,640 | 4,640 |
全幅mm | 1,840 |
1,840 |
1,840 |
1,840 |
全高mm | 1,650 | 1,650 | 1,650 | 1,650 |
車両重量kg | 1,560 | 1,690 | 1,690 |
1,720 |
WLTCモード㎞/L | 14.3 | 21.2 | 21.2 |
21.2 |
アウディ Q7

新車価格:947~1,020万円 プレミアムSUVのQ7は、アウディ唯一の7人乗りモデルです。2006年に発売されましたが、その後日本の法律に適合せず、2013年~2016年までは輸入がされていなかった過去があります。
現行車は、Qモデル最大サイズでありながら、アルミとスチールを組み合わせた複合ボディを採用。その結果300㎏の軽量に成功し、燃費世右脳や走行性能に大きく貢献することができました。
2列目のシートは分割式で、個別にスライドが可能。3列目はオプションで電動分割可倒式シートを選択することができます。ラゲッジスペースは通常で890リットル、2列目までシートを倒せば2,750リットルの大容量となっています。
マイルドハイブリッド(MHEV)を採用しているため、燃費消費量の低減を実現し、高効率なドライビングを実現。ボディサイズを感じさせない軽快でダイナミックな走行性能を発揮してくれるでしょう。
アウディ Q7のスペック
- | 55 TFSI quattro | 55 TSFI quattoro Sline |
エンジン | 3.0L ガソリン | 3.0L ガソリン |
全長mm | 5,065 | 5,065 |
全幅mm | 1,970 |
1,970 |
全高mm | 1,735 | 1,705 |
車両重量kg | 2,120 | 2,160 |
WLTCモード㎞/L | 9.3 | 9.3 |
ランドローバー ディフェンダー

- 新車価格:619~1,124万円
ディフェンダーといえば、1948年から製造されてきたクロスカントリ―SUVです。頑丈なラダーフレームを採用し、本格的な悪路走破もこなします。そのため軍事車両や警察、消防車両として広く採用されてきました。
そんなディフェンダーは、クロスオーバーSUVとは大きく異なるのではという声も聞こえてきそうです。しかし2020年の秋に70年ぶりのフルモデルチェンジが行われ、話題になっています。
ディフェンダー「90」とロングボディの「110」の2タイプが用意されました。7人乗りとなるのは「110」。3列目は大人がロングドライブをこなすには厳しいかもしれませんが、子どもならゆとりを持って乗ることができそうです。
2列目のシートはスライド機構も備わり、シートアレンジも可能。またオプションでクーラーボックス付センターコンソールモ用意されました。つまり大人数でのドライブやアウトドアも可能にしています。
本格的クロスカントリーとして楽しむこともできるだけでなく、クロスオーバーSUVとしても十分に楽しむことができるというわけです。大自然でも、街乗りでもこなすことができる、今までにないディフェンダーになって再登場しました。
ランドローバー ディフェンダーのスペック
- | P300 | D300 |
エンジン | 2.0L ガソリン | 3.0L ディーゼル |
全長mm | 4,945 | 4,945 |
全幅mm | 1,995 |
1,995 |
全高mm | 1,970 | 1,970 |
車両重量kg | 2,280 | 2,396(ルーフ積載を含む) |
WLTCモード㎞/L | 8.3 | - |
テスラ モデルX

新車価格:1,041~1,780万円 電気自動車のみを販売するアメリカの『テスラモーターズ』は2004年に創業された自動車メーカーです。ロードスターやモデル3などを次々と発表し、たちまち話題になりました。自動車業界の全てを覆すような戦略で、日々進化を続けています。
特徴的なのは渡航距離の長さ、異常に速い加速力、そしてシンプルの極みともいえるインテリア。室内には座席とステアリングのほかには、タッチスクリーンのみとなっています。そして日本では2016年から販売されているモデルXは、テスラモーターズの3番目の車となりました。
上に開くファルコンウィングドアが後席に使用されており、電動開閉も可能。天井部分まで開閉することで3列目シートへのアクセスを楽にしています。セカンドシートの特徴で仕様が異なり、5人乗り、7人乗りはベンチシート、6人乗りはキャプテンシートを採用しました。
エンジンを搭載しない完全な電気自動車なので、搭載しているのはバッテリーです。「75kwh」と「100kwh」の2種類となっており、エントリーモデルで渡航距離は最大約417㎞となっています。
テスラ モデルXのスペック
- | 75D | 100D | P100D |
全長mm | 5,052 | 5,052 | 5,052 |
全幅mm | 2,017 |
2,017 |
2,017 |
全高mm | 5,052 | 5,052 | 5,052 |
車両重量kg | 2,389 | 2,458 | 2,468 |
最大航続距離 km | 417 | 565 | 542 |
新車で買える7人乗りSUV 発売日一覧
車名 | 世代 | 現行デビュー | マイナーチェンジ |
日産 エクストレイル | 3代目 | 2013年12月 | 2017年4月 |
テスラ モデルX | 初代 | 2015年9月 | - |
アウディ Q7 | 2代目 | 2016年3月 | - |
プジョー 5008 | 2代目 | 2017年3月 | - |
マツダ CX-8 | 初代 | 2017年12月 | - |
レクサス RX450hL | 4代目 | 2017年12月 | 2019年8月 |
シトロエングランド C4 スペースツアラー | 2代目 | 2018年5月 | - |
ホンダ CR-V | 5代目 | 2018年8月 | 2020年6月 |
BMW X5 | 4代目 | 2019年2月 | - |
ランドローバー ディフェンダー | - | 2019年4月 | - |
BMW X7 | 初代 | 2019年6月 | - |
メルセデス・ベンツ GLE | 2代目 | 2019年6月 | - |
メルセデス・ベンツ GLS | 2代目 | 2020年3月 | - |
キャデラック エスカレード | 5代目 | 2021年1月 | - |
現行モデルの古い順に掲載しています。購入を決定する際に注目したいのは現行モデルのデビューした時期です。フルモデルチェンジが近いモデルなら、値引き交渉の決め手のひとつになることもあります。購入の際にはぜひ参考にしてみてください。
7人乗りSUV選びのポイントは?
以下の表は、各車種を検討しているユーザーがどのような要素を重視しているのかをまとめたものです。IGNITIONがユーザーの閲覧コンテンツの傾向などを分析・集計したデータに基づいています。
車名 | コンテンツ① | コンテンツ② | コンテンツ③ |
日産 エクストレイル |
燃費 (21.1%) |
インテリア (20.1%) |
走行性能 (12.2%) |
ホンダ CR-V |
燃費 (21.8%) |
インテリア (21.6%) |
趣味 (16.3%) |
マツダ CX-8 |
燃費 (29.2%) |
インテリア (24.3%) |
エクステリア (13.7%) |
レクサス RX ハイブリッド |
燃費 (25.7%) |
インテリア (22.9%) |
走行性能 (17.1%) |
ボルボ XC90 |
インテリア (31.7%) |
燃費 (24.0%) |
エクステリア (11.5%) |
メルセデス・ベンツ GLE |
燃費 (22.1%) |
インテリア (19.5%) |
走行性能 (17.7%) |
メルセデス・ベンツ GLS |
インテリア (23.3%) |
燃費 (19.2%) |
趣味 (16.4%) |
BMW X5 |
燃費 (25.0%) |
インテリア (23.0%) |
趣味 (13.7%) |
プジョー 5008 |
インテリア (23.5%) |
燃費 (18.8%) |
趣味 (14.3%) |
アウディ Q7 |
燃費 (25.9%) |
インテリア (17.2%) |
走行性能 (14.7%) |
ランドローバー ディフェンダー |
燃費 (21.8%) |
趣味 (15.9%) |
インテリア (15.2%) |
※データのない車種は外しています。上記データも絶対というわけではありませんが、参考にしてみてください
どの車も「燃費」と「インテリア」の割合が高いという共通点がうかがえます。
大人数乗れるSUVは燃費が気になる? 7人乗りSUVにおいてデメリットになりうるのは、ボディの重さと大きさによる燃費の悪化です。その点は各メーカーも配慮しており、マイルドハイブリッドエンジンやディーゼルエンジンを採用するなど、燃費性能とパワーの向上に努めているようです。
特に欧州SUVはディーゼルエンジンのみを用意する車も多いため、外車SUVの7人乗りを検討する際は念頭に置いておきましょう。
シートアレンジや車内の広さもチェック! 「インテリア」のコンテンツがよく閲覧されているのは、やはり乗車人数や積載性を気にしている人が多いからでしょうか。
特に、定員フル乗車してもキャンプなどの荷物が積めるのか、大人が7人乗っても長距離ドライブできるかなど、趣味や目的に合わせた視点でインテリアやシートレイアウト、シートアレンジを確認することがポイントです。
購入ユーザーの価値観を観れば納得!?2020年人気だった車の傾向とは
7人乗りSUVは大人数&長距離ドライブも快適!

7人乗りのSUVといっても、その大きさはさまざま。国産車の取り回しのしやすさも重要ですが、ゆったりと走りを堪能するなら輸入車も選択肢に入るのではないでしょうか。乗る人全てが落ち着ける設計にこだわった、それぞれに個性豊かな7車種でした。
8人まで乗れるミニバンも販売されていますが、6~7人乗りSUVのメリットは、ラグジュアリーやアーバンといったスタイルを維持しつつ、実用性に優れている点。長距離でも疲れ知らずで、楽しめるのではないでしょうか。自分のライフスタイルと好みにあった車を見つけて、お出かけを計画してみてください。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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