なぜ海苔なし?ローソンの「スティックおにぎり」 “最後まで具材と一緒に食べたい”ニーズに
(画像=「スティックおにぎり だし香るひれかつ」(ローソン)、『食品新聞』より 引用)

ローソンが3月30日から順次発売している「スティックおにぎり」シリーズは、おにぎりでありながら海苔がない。これには「リモートワークしながらでも気軽に食べてもらいたい」というローソンの想いが反映されている。ローソンは「海苔がこぼれ落ちないように、また歯に海苔がつかないようにといった理由で海苔を使用しなかった」と回答した。

「スティックおにぎり」シリーズは、直接手を触れずにそのまま食べられる新タイプのおにぎりで、同社の調査で浮上した「最初から最後まで具材とごはんを一緒に食べたいニーズが非常に多かった」(友永伸宏商品本部本部長補佐)ことを受けて開発された。

今回、同シリーズから「だし香るひれかつ」(税込180円)と「チキン南蛮」(同)の2品で三角のおにぎりでは満たせない「一緒に食べたいニーズ」に対応している。

「だし香るひれかつ」は「非常にかみ切りやすい柔らかいひれかつ」と玉ねぎを、かつおだしを加えた醤油ベースのだしで炊き上げたごはんで巻き込んでいる。

「チキン南蛮」は、鶏肉、牛肉、玉ねぎなどからとったブイヨンで炊いたごはんで、南蛮たれに漬け込んだチキンとタルタルソースを巻き込んでいる。

提供元・食品新聞

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