
(画像=『コリア・エレクトロニクス』より引用)
フォルクスワーゲンが、最近、LGエネルギーのソリューションおよびSKイノベーションとの契約を打ち切る可能性があるとの報道が出ている。
韓国メディアなどによると、フォルクスワーゲンは、LGエナジーソリューションおよびSKイノベーションと、パウチ型バッテリーの供給契約を結んでいたが、今後は角型バッテリーのみを使用する計画であると両社に伝えたとされる。
この通知について、自動車専門メディアなどは、フォルクスワーゲンがLG。とSKイノベーション両社から、バッテリー供給を受けない意思を間接的に伝達したとの見方を示している。
LGとSKによるバッテリー紛争も、フォルクスワーゲンの意思決定に関わっているとの指摘もあるようだ。フォルクスワーゲンが両社に同通知を行ったのは、チョン・セギュン韓国首相がLGとSK両社に紛争解決を促した直後であるという。
フォルクスワーゲンは、米国国際貿易委員会(ITC)のSKイノベーションのためのアメリカでの10年の間の生産と輸入禁止の判決以来、米国政府に猶予期間の延長を要請する一方、韓国政府にも仲裁を要請するなど、様々な努力を行っていた。
一方で、サムスンSDIは、フォルクスワーゲンからこのような通知を受けていないとみられている。
提供元・コリア・エレクトロニクス
【関連記事】
・韓国の双竜自動車が日本で販売?「ヒュンダイも撤退したのに…」 韓国紙が関心
・韓国がパワー半導体のSiC素材検査技術を国産化…「日本の半分のコストで開発」
・LGグループが日本法人社屋を約200億円で急遽売却へ
・米特許登録数 IBM1位、サムスン2位、LG3位、4位キャノン
・フォルクスワーゲンが韓国二社とのEV電池取引を打ち切りか…特許紛争に嫌気?