株式会社イメージソースは、5Gが秘める社会実装の可能性を検証・実験・開発・技術デモンストレーションを通して探るプロジェクト「IMG SRC 5G LAB(イメージソース5Gラボ)」を発足。人々にとってより身近で最適な5Gの社会実装を行うための研究開発をスタートさせました。

第1弾は、RCカー「5G RC Car」

「IMG SRC 5G LAB」の取り組み第1弾となるのが、5G対応のスマートフォンで操作するRCカー「5G RC Car」。5Gの特性を活かし、遠隔地からでもRCカー視点のリアルな映像を楽しみつつ操作できる製品を目指すとのことです。

現在、プロトタイプを使用した検証を実施中。ユーザー側の5G対応スマートフォンはRCカーのコントローラーとなり、傾けることで操作することができます。また、その画面にはRCカー視点のカメ ラ映像が映され、臨場感のある映像と操作体験ができるようです。RCカーにも5G対応スマートフォンが搭載され、コントローラーからの信号の受信と、RCカーを制御するためのマイコンへのBLE通信を行っています。

なお、「5G RC Car」のティザー映像も公開中。

「5G×◯◯」への挑戦

「IMG SRC 5G LAB」は、一般ユーザーが5Gをより身近に感じられることを重要視しています。今回の「5G RC Car」でもそうですが、市販されているスマートフォンや機材、一般公開されている技術を使用することに注力し、5Gが「誰でも体験・開発できる」ものとして広げていきたいようです。

今後は、さまざまな分野での5G技術を駆使した展開も見据えており、「5G×AI」「5G×エンターテイメント」「5G×XR」「5G×コミュニケーション」など5Gと組み合わせることで体験を拡張できる技術を活用していくといいます。

同社は、2020年7月に、ライブ配信映像とARのリアルタイム同期を実現する技術「LIVE/AUG(ライヴォーグ)」を発表しました。同時に、ユーザーの身の回りにあるものを楽器に変身させるIoTデバイス「SOUND CATCH DEVICE」も発表。その後、「LIVE/AUG」において、アーティストのパフォーマンスをリアルタイムにARに反映する新機能を追加しています。これらの技術でユーザーの視聴体験などを拡張してきた同社が5Gを研究することで、なにかすごいものが誕生しそうです。

PR TIMES

文・Higuchi/提供元・TECHABLE

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