パスワード付きZIPは意外に危険?

(画像=誤送信は気を付けていてもしてしまう……?、『オトナライフ』より引用)
お客さんに「ZIPファイル送付いたします。パスワードは後で送ります」は、ビジネス上よくあるメール内容だろう。あなたも幾度となく使ってきた文章であるはずだ。
そんなパスワード付きZIPだが、Windowsでダブルクリックをすると、パスワードなしでディレクトリ構造やファイル名を確認できてしまう。つまり、パスワードがなくてもその中身をおおまかに想像することもできる。パスワード付きZIPファイルは完全な暗号化になりえているものではないのだ。
さらに、キャッシュカードを使ってATMでお金を引き出すときのように、「何回間違えると使用できなくなる」という制限がZIPファイルには存在しない。そのためパスワードを総当たりすればいつかは解除できてしまうという危険性や、ZIPパスワードを無理やりこじ開けるアプリも数多くリリースされている……。
この調子では、いくらパスワードを付けたところでZIPの信頼性が乏しいと思わてしまっても仕方ないのかもしれない。今後は「パスワード」に代わる新しいセキュリティを、社会全体で早急に考える必要があるのかもしれない。
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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