テレワークはサボりの温床なのか?

テレワーク中ついついしてしまうこと1位が判明! しかしサボりは本当に悪なのか?
(画像=Image:rvlsoft / Shutterstock.com、テレワーク中についつい見てしまうサイトの1位はYouTube、『オトナライフ』より引用)

そんな新しい働き方テレワークについて人々がどのように考えているかを、オウンドメディア構築や運用支援を行う株式会社SheepDogが調査。「在宅勤務での業務効率に関してのアンケート」として調査結果が4月6日に発表された。その内容によると、「在宅勤務中に業務以外のことをしたことはあるか」という質問に対して「業務以外していない」と答えた人が46.67%に留まっていることが判明。実に半数以上の人はテレワーク中に業務外のことをしていることが分かった。
内訳を詳しく見てみると、「YouTubeなどの動画閲覧」が20.67%でもっとも高く、2位には15.67%で「ゲーム・漫画・読書など」がランクインした。他にも14.67%の「居眠り」や、「資格・試験などの勉強」11.00%という回答が寄せられた。これだけ見ると、他人の目の無いテレワークはいわゆる“サボり”の温床となっているという印象も受ける。
しかし、アンケートの結果を詳しく読み解いていくとそうとも言い切れないことも見えてきた。テレワークに移行をしたことで、業務の生産性に変化かあったかという質問に対して「変わらない」と回答した人が60.33%にもなっているのだ。半数以上の人々はどこで働こうが生産性は変わらないと考えている。さらに言えば、テレワークだから他事をしてサボっているというわけではなく、会社にいようが同様の時間は同僚とおしゃべりをしたり、ネットサーフィンをしたりと業務外のことをしていたともいえるだろう。黙々と作業することが、必ずしも生産性を上げることにはならないということなのかもしれない。

企業としては半信半疑かもしれないが、働き方のスタイルは人それぞれ。どこにいようが業務外のことに時間を使っているのだ。見えていないところでサボらせないように、躍起になって縛るだけでなく、社員が適度にリラックスして仕事を進められる余暇を与えてあげることが、実は生産性にいい影響を与えることを認めていくことが、“新しい働き方”につながっていくのかもしれない。

参照元:21%が在宅勤務中に「YouTube閲覧」の経験あり 業務の生産性に変化はあった?【ITmedia ビジネスオンライン】

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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