世界中で愛玩動物として人気である犬と猫。
ある統計によると、日本での飼育数は犬が890万頭、猫が965万頭なんだとか。
人間とのかかわりも古く、少なくとも犬は12,000年前、猫も9,500年前の遺跡で埋葬されているのが発見されている。
そんな犬と猫、実は種として近いものがあるという話は聞いたことがあるかと思う。
どのくらい近いかというと、実は…
約5000万年前は同じ「ミアキス」という動物だったそうだ。
このミアキス、イラストのように鼻も尾も胴も長い、そのまんま犬と猫を合わせたような容姿をしていたようだ。
ミアキスは森の樹上で生活していたようだが、森を離れ草原で定住せず群れで生きるようになったものが犬、そのまま木の上で暮らし続けたものが猫になったといわれている。
このあたり、「犬は人に、猫は家につく」と言われる所以が少しみえてくるのではなかろうか。
ちなみに、その頃に最初の霊長類が誕生したといわれている。
つまり、犬と猫の親戚度合いは、ヒトとチンパンジーの近さに似ているということだ。
提供元・QUIZ BANG
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