ヤマト運輸株式会社が、4月1日から新たにQRコード決済を導入した。配送サービスのキャッシュレス化により、利便性向上を推進するようだ。QRコード決済の対象となるのは「au PAY」「d払い」「LINE Pay」「メルペイ」「楽天ペイ」、そして「PayPay」の6種だ。現金や電子マネー、オンライン決済を含め、多様な決済方法が可能になる。将来的には各種決済アプリとの連携によってポイント還元などのキャンペーンが行われるのではないかと期待が膨らむユーザーも多いのではないだろうか。

コロナ禍のニューノーマルに最適なサービス

ヤマトが4月1日からPayPay、楽天ペイ、LINE Pay、d払いなど6種のQRコード決済に対応!
(画像=Image:Rodrigo Reyes Marin / Shutterstock.com、全国の宅急便センターとセールスドライバーへの決済手段に対応、『オトナライフ』より引用)

今回のQRコード決済はヤマト便の保険料や宅急便コレクト(代引き)をのぞく、宅急便や宅急便コンパクトなどの運賃、クロネコボックスなど包装資材の料金、トイレットペーパーなど生活用品の料金の支払いに活用できる。これまではサインや押印といったひと手間によりドライバーの配送時間のロスも生まれていたのだが、QRコードにかざすだけで決済が可能になりセールスドライバーの配達時間も短縮できることだろう。また、コロナ禍で注意されている接触を減らすことにもつながり、双方が玄関先での対面時間が減ることで、感染リスクを下げることもできそうだ。コンビニやスーパーでのレジ混雑解消につながるQRコード決済と同じく、宅配ドライバーとユーザーの双方のスムーズなやりとりを実現できるだろう。