2020年11月にイタリア・マラネッロからオンラインで世界初披露された、フェラーリ史上初となる、電動スーパーカー「SF90 Spider(SFナインティ・スパイダー)」が、ついに2021年4月2日に日本上陸しました。
目次
▼プレス取材会レポート動画
▼ライバルの追随を許さない驚愕のスペック
▼プレス発表会でのプレゼン
▼SF90スパイダーに乗った方の話
プレス取材会レポート動画
本日の発表に先立ち、事前に開催されたプレス発表会(コロナ渦であることを考慮し、少人数に分けて複数回開催された)で、SF90スパイダーを隅々まで撮影、さらにプレスキットの画像をすべて動画にまとめました。
プレゼンテーションは英語ですが、スライドは日本語ですので、英語がわからなくても見ていただければ、SF90スパイダーの特徴をわかりやすく知ることができます。動画の下に、プレゼン各項へのリンクを貼りましたので、あわせてご覧ください。
▼動画のもくじ
0:00 プレス発表会展示車両撮影
2:13 プレスキット全画像
4:37 プレゼン
10:46 歴代スーパーカー
11:50 新スポーツカーの関係
13:30 リトラクタブル・ハードトップ
15:13 主な性能値
16:11 V8エンジン
17:21 プラグイン・ハイブリッド
18:28 RAC-E:電動フロントアクスル
20:22 ステアリングホイール・メータークラスター
21:47 Eマネッティーノ(ドライブモード)
24:15 アセット・フィオラノ
ライバルの追随を許さない驚愕のスペック
プレスキットとして配布された資料には、「SF90 Spider のプラグイン・ハイブリッド・システムは、どんな量産スパイダーモデルも並ぶことができない水準のパフォーマンスを保証します」と書かれていました。「保証します」と明言するのは珍しいこと。その驚愕のスペックを以下に列記します。
- システム総合最高出力:1,000馬力
- 0-100km/h加速:2.5秒
- 0-200km/h加速:7.0秒
- 最高速度:340km/h
SF90スパイダーは、最高出力780馬力を発生するV8ターボエンジンに、リアに1基、フロントに2基、合計3基の電気モーターで補強、四輪を駆動します。リアモーターは、フェラーリのF1マシンで開発され、そこから名付けられた「MGUK(モーター・ジェネレーター・ユニット・キネティック)」を搭載し、クラストップのパフォーマンスを発揮しています。
プレス発表会でのプレゼン
SF90スパイダーをプレゼンした、フェラーリ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 フェデリコ・パストレッリ氏は、
「SF90 Spiderは、スーパーカーの概念を根本的に書き換える存在であり、フェラーリが誇るテクノロジーの頂点を極めたパフォーマンスを求めると同時に、ルーフを開けて走る喜びも味わいたいと望むオーナーにとって理想的なモデル」
と語りました。
また、パストレッリ氏は、フェラーリの歴代スーパーカーを引き合いに出し、SF90スパイダーのパフォーマンスの高さを解説。SF90スパイダーはフェラーリの歴史の新たな1ページを飾る1台となりました。
SF90スパイダーに乗った方の話
ェラーリ・ジャパン株式会社で「アカデミーマネージャー テクニカルトレーナー」の肩書を持つ国内外での技術の先生、岡田祐樹氏にSF90スパイダーの実際の走りはどうなのかを伺ってみました。
「モーター音は、低めの『キュイーン』という音。電動車になってもフェラーリらしさは変わらない」
「モーター駆動からエンジン駆動への切り替わりは体感できないほど、実にスムーズで速い」
「SF90スパイダーに乗ってから、912スーパーファストに乗ると、一昔前のクルマかと思ってしまう」
などと、岡田氏は鈴鹿サーキットでの走行の様子をご自身のスマホで撮影した動画を、筆者に見せながら語ってくれました。
SF90スパイダーに試乗できる日を楽しみに待つことにします。
文・宇野 智/提供元・MOBY
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