経営再建を目指す三陽商会は4月2日、主要株主である筆頭株主の異動を発表した。異動した株主は大手インポーターの八木通商で、2月28日時点で1,273,300株を所有し、総株主の議決権の数に対する割合は10.51%となり第1位になった。八木通商は、昨年2月29日時点では5.24%を所有し、米国RMBキャピタルの日本法人のアールエムビー・ジャパン・オポチュニティーズ・ファンド・エルピー(RMBジャパン)の6.32%に続いて第3位だった。八木通商はマッキントッシュ社の親会社で、三陽商会が2015年に「バーバリー(Burberry)」の契約が終了した後、その穴を埋めるべく「ポール スチュアート(Paul Stuart)」と並んでスタートしたライセンスブランド「マッキントッシュ ロンドン(Mackintosh London)」のライセンサー(ライセンス供与先)である。

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

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