内外装カラーに専用色のボルドーとエピックブルーを纏った特別仕様車「フィアット500エレガンツァ」が発売。販売台数は200台限定
FCAジャパンは2021年3月30日、フィアット500に特別仕様車「フィアット500エレガンツァ(Eleganza)」をラインアップし、4月10日より発売すると発表した。車両価格は220万円に設定。販売台数は200台の限定だ。
イタリア語で“エレガンス”を意味する“エレガンツァ”の車名を付加した今回の限定車は、日本のカタログモデルでは未設定の上級仕様「500 1.2ラウンジ(Lounge)」をベースに、“上質”をキーワードに据えて内外装を特別に仕立てたことが特徴である。 まず外装では、通常モデルに設定のない特別なボディカラーのボルドー(販売台数100台)とエピックブルー(同100台)を採用。また、ベース車と同様にバイキセノンヘッドライト(光軸自動補正式)やフロントフォグランプ、クローム仕上げキット(アクセントライン付き前後バンパー/エキゾーストパイプフィニッシャー)、14スポーク15インチアルミホイール(タイヤサイズ185/55R15)などを配して、気品のある優美なルックスを具現化した。
インテリアに関しては、ボディ色と同じボルドーまたはエピックブルーのインストルメントパネルを特別装備したことがトピック。上品なアイボリーの内装色およびシート色と相まって、乗員を明るく、かつ洗練されたムードで迎え入れるキャビン空間を演出する。室内の開放感を高めるガラスルーフも組み込んだ。また、ベース車と同様にダストポーレンフィルター付きフルオートエアコンやBeatsオーディオシステム、リアパーキングセンサー(アラーム式)、スマートオルタネーター(充電制御機能付き)などの上級アイテムを標準で採用している。
パワートレインはベース車と基本的に共通で、1240cc直列4気筒OHCガソリンエンジン(69ps/102Nm)+ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション(デュアロジック)を搭載。ESC(エレクトロニックスタビリティコントロール)やABS+EBD、TPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)、ESS(ハザードランプ緊急制動表示機能)といったセーフティ機構も標準で組み込んでいる。
提供元・CAR and DRIVER
【関連記事】
・「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
・最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
・コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
・2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
・Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ