目次
【初代ステップワゴン】1996年~2001年
【2代目ステップワゴン】2001年~2005年
【3代目ステップワゴン】2005年~2009年
【4代目ステップワゴン】2009年~2015年
【5代目/現行モデル】2015年4月~
フルモデルチェンジは2021年秋か!

【初代ステップワゴン】1996年~2001年

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=『MOBY』より引用)

デビュー当時はまだ「ミニバン」ではなく「1BOX」と呼んだ方がしっくりときていた時代でした。初代ステップワゴンのデビュー後から徐々に「ミニバン」という言葉が定着していったのでした。

当時の「1BOX」はキャブオーバー型と呼ばれる、運転席と助手席の下にエンジンがある(お尻に下にエンジン。オイル交換時などはシートを跳ね上げてメンテナンスしていたものでした)構造で後輪駆動のFRばかりでした。

ステップワゴンは、エンジンはセダンなどと同じボンネットの中に置いたFFレイアウトでデビューします。

その後にデビューしたライバル新型ミニバンは、続々とFFレイアウトのボンネットありタイプとなっていったのですが、これは単にステップワゴンのマネをしたというより、衝突安全性の向上と後にフロントに一定のサイズ以上のボンネットを有しなければらなくなった規制という背景の影響の方が多いといえるでしょう。

そうとは言っても、そこはさすがホンダさん、先陣切って自動車業界をリードしたモデルであったには違いありません。

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=1999年5月にマイナーチェンジ。ヘッドライトが縦型4灯式マルチリフレクターに変更された。『MOBY』より引用)

1BOX市場に一石を投じる格好となったステップワゴン、実によく売れました。安価な価格設定で若者にもウケて、使いやすく広い室内で高い人気を誇ったのでした。

コストを重視するために、溶接部をきれいにする加工をせず、リアには大型の縦型コンビネーションランプとしたこと、樹脂製の無塗装モールを仕様したこと、リアウィンドウはすべてスイング式(上下に開かない)にしたこと、ボディ右側はスライドドアをやめてボディパネルにしたことなど、さまざまな工夫が凝らされました。

結果として、車重も軽くなって走りと燃費の良さにも貢献した(一方、リアサスはダブルウィッシュボーンという豪華仕様。ここはホンダっぽい)という素晴らしい副産物も手に入れてステップワゴンの歴史は始まるのでした。

【2代目ステップワゴン】2001年~2005年

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=2代目 ステップワゴン 前期型、『MOBY』より引用)

2001年4月にフルモデルチェンジ、初代のキープコンセプトで面影を色濃く残していますが、プラットフォーム、サスペンションなどは専用のものが与えられました。

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=2003年6月にマイナーチェンジした後期型。ヘッドライトの形状が前期型の優しい感じのデザインから、鋭い目つきに変えられた。『MOBY』より引用)

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=2004年6月のマイナーチェンジで追加設定されたスパーダの特別仕様車。スパーダの歴史はここから始まる。『MOBY』より引用)

【3代目ステップワゴン】2005年~2009年

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=3代目 ステップワゴン 前期型、『MOBY』より引用)

2005年5月にフルモデルチェンジ、初代、2代目のコンセプトが大きく変更されたデザインに変わりました。先代よりも60mm低床化、40mmの低重心化となりました。 後輪のダブルウィッシュボーンは3代目から車軸式に変わったのもトピックです。

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=「3代目ステップワゴン」2007年11月にマイナーチェンジされた後期型。フロントグリル、バンパーが少し変わった。『MOBY』より引用)

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=「ステップワゴン スパーダ」としては2代目となる。2007年11月のマイナーチェンジから復活した。『MOBY』より引用)

【4代目ステップワゴン】2009年~2015年

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=4代目 ステップワゴン 前期型、『MOBY』より引用)

2009年10月に「ステップワゴン」と「ステップワゴン スパーダ」の両方が足並み揃えてフルモデルチェンジ。先代のキープコンセプトとしながら、ボディは若干大型化。セールスも一時期ミニバンでの販売台数を1位を記録。

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=スパーダとしては3代目となる、『MOBY』より引用)

2012年4月にマイナーチェンジし、新開発CVT、アイドリングストップなどを採用して燃費が向上しました。

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=2012年4月にマイナーチェンジした後期型ステップワゴン。『MOBY』より引用)

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=同じく後期型のステップワゴン スパーダ。『MOBY』より引用)

【5代目/現行モデル】2015年4月~

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=標準モデル、『MOBY』より引用)

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=スパーダ 前期型、『MOBY』より引用)

新開発1.5L直噴VTECターボエンジンを搭載、2.5Lクラスのパワーを得た走りの楽しいミニバンとして2015年4月にフルモデルチェンジ。リアゲートがドアのようにも開く「わくわくゲート」を採用。

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=2016年10月には専用カスタマイズパーツで身を包んだコンプリートカー「Modulo X(モデューロ X)」がデビュー。専用サスペンションも与えられる。『MOBY』より引用)

2017年9月にマイナーチェンジを実施、スパーダのみフロントマスクなどのデザイン変更が与えられました。また、スパーダのみに2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-MMD」を搭載(2020年1月に「e:HEV」に名称変更)、全車に先進安全技術「ホンダセンシング」が採用されました。

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=2017年9月にマイナーチェンジしたスパーダ、『MOBY』より引用)

2018年12月には「ステップワゴン Modulo X(モデューロX)もマイナーチェンジしフロントマスクなどのデザイン変更が行われ、スパーダ同様のハイブリッドモデルも追加されました。

歴代ホンダステップワゴン・スパーダまとめ|元祖ミニバンの初代は偉かった!
(画像=2018年12月にマイナーチェンジされた「Modulo X」『MOBY』より引用)

フルモデルチェンジは2021年秋か!

5代目ステップワゴンはそろそろモデル末期に突入、次期新型フルモデルチェンジのうわさもちらほら出てきました。

新型フルモデルチェンジは2021年秋との情報もあり、今後のリークに期待です。

新型ステップワゴンについての情報は以下記事で詳しく予想しています。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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