「メルセデス・ベンツEQS」は141cmの超ワイドスクリーンを持つ「MBUXハイパークリーン」を採用
3月28日、メルセデス・ベンツは4月15日の正式発表を控えたラグジュアリーサルーンの新型ピュアEV「メルセデス・ベンツEQS」のインテリアを先行公開した。

メルセデス・ベンツの新世代電動化モデルに与えられたサブブランド「EQ」シリーズの最新作として登場するEQSは、すでに登場している「EQC」や「EQV」、「EQA」に続く第4のピュアEV。そのコンセプトとなる「ヴィジョンEQS」は2019年のフランクフルト・モーターショーで初公開され、市販化が待たれていた。

EQSの詳細スペックは発表を待つことになるが、コンセプト段階では、2基合わせて350kW(約469ps)/約760Nmを発揮するモーターを前後アクスルに搭載し、4.5秒の0-100km/h加速と200km/h以上の最高速をマーク。最大航続距離は700kmを実現するとアピールされていた。

このEQSに初めてオプション設定されるのが「MBUXハイパースクリーン」だ。対話型インフォテイメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」は、12.3インチのドライバーディスプレイ、17.7インチのセンターディスプレイ、そして12.3インチの助手席ディスプレイと、3つのディスプレイをシームレスに統合し、あたかもダッシュボードいっぱいにディスプレイが広がる超ワイドスクリーンを組み合わせることで、より直感的に、かつエモーショナルなデジタル体験を提供する。


湾曲したこの超ワイドスクリーンの全幅は141cmにおよび、2432.11平方cmの有効面積を誇る。スクリーンの下部にはアンビエントライトが組み込まれており、インパネからスクリーンが浮き上がっているように見える。


MBUXは、マッサージプログラムをはじめとする20以上の機能がAI(人工知能)を活用することで、乗員に自動的に提案するなど、最新のシステムを採用しており、後席用ディスプレイとの連携も可能だ。





文・細田靖/提供元・CARSMEET WEB
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