奈良県の北西部に位置する、斑鳩町(いかるがちょう)。聖徳太子によって建立された法隆寺を始めとする歴史的建造物を多く保有する街で、1年を通して様々な方が観光に訪れています。今回は、そんな歴史ある斑鳩町で、ちょっと変わったアクティビティの体験をしてきました。お子さまはもちろん、大人のみなさんもワクワクすること間違いなし。是非、ご覧ください。
目次
奈良斑鳩ツーリズムWaikaruとは
バギー体験
御朱印帳づくり
斑鳩町でアクティビティを楽しもう
奈良斑鳩ツーリズムWaikaruとは
大人もワクワクするコンテンツを提供しているのは、「奈良斑鳩ツーリズムWaikaru」。奈良や斑鳩の情報発信や、観光商品の販売、観光案内を含めたツアーの提案等を行っています。Waikaruとは、和(輪)と鵤(いかる)をつなげた造語で、地域の和を大切にしたいという思いが込められているのだそうです。
体験メニューは種類が豊富で、どれにしようか迷ってしまいました。今回はその中から二つ、「バギー」と「御朱印帳づくり」を体験しました。どちらも私にとって初めての体験でしたが、楽しむことができました。その体験の様子を、写真とともにお届けします。
バギー体験
バギーとは、1人乗りのかわいい車。テレビなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。一見おもちゃのような乗り物ですが、公道を走行することができます。(ですので、運転には普通免許が必須です)それでは、バギー体験の様子をご紹介します。
まずは、受付へ。必要書類に記入し、映像で運転の仕方について学びます。
バギーについて何となく分かったところで、いよいよ実践。ブレーキやアクセルの位置などのレクチャーを受けます。
ギアの入れ方が独特で、慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。でも、スタッフの方が優しく教えてくれるので大丈夫ですよ。
バギーの運転の仕方について分かったところで、いざ道路へ。最初はドキドキしましたが、慣れてくると爽快に。周りの視線はもちろん感じましたが、次第に気にならなくなっていくものです。
バギーに乗りながら、お寺を巡ります。こちらは、法輪寺。聖徳太子にゆかりのある寺の一つです。
こちらは、法起寺。写真には映っていませんが、706年建立の三重塔は、日本に現存する最古のものです。1993年に法隆寺とともに世界遺産に登録されました。
法隆寺も行きました。門の前で、記念撮影。ガイドのスタッフさんが、行きたい場所を考慮してコースを作ってくれました。撮影の時間もたっぷりとってくださったので、心置きなく撮影を楽しむことができました。
私は普段からよく車に乗っているので運転自体には慣れているのですが、ペーパードライバーの方でも普通に運転することができ、楽しそうな様子で走っていました。貴重な体験ができ、楽しかったです。
ただ、訪れた季節が冬だったので、遮るものが何もないバギーでのドライブは極寒でした。季節を選択したり、冬でしたら温かい格好で訪れることをおすすめめします。
御朱印帳づくり
参拝の際に持ち歩きたい、御朱印帳。御朱印帳と聞くと、堅苦しいイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、近年ではおしゃれなものや個性的なものも多く販売されており、若い世代にもその文化が浸透してきつつあります。今回は、平安時代の高僧・恵心僧都が平安時代末期に創建した歴史あるお寺、吉田寺で、御朱印帳を体験しましたので、その様子をご紹介します。
まずは、表紙となる和紙選び。色・柄が異なる、和紙がたくさん並べられています。見ているだけで、ワクワクしますね。この中から、好きな柄を選択します。
次に、選んだ和紙を台紙に貼り付けていきます。僧侶自らがレクチャーしてくださるので、御朱印にまつわる話や寺の話まで、様々な話を聞きながら体験することができました。
御朱印帳が完成したら、ひと休み。いただいたお茶とお菓子で、ゆったりとした時間を過ごしました。
それから、本堂に移動し、木魚を打ちながら御念仏を唱えました。僧侶の法話も拝聴することができました。
でき上がった御朱印帳は、こちら。
一番最初のページに、吉田寺の御朱印をいただきました。これから一緒にいろいろな所を訪れていきたいと思います。
斑鳩町でアクティビティを楽しもう
バギー体験と御朱印帳づくり体験についてご紹介してきましたが、いかがでしたか。歴史やその土地の良さを感じられるアクティビティで、私の中で貴重な体験となりました。
今回ご紹介した奈良斑鳩ツーリズムWaikaruは体験ツアーの提供の他に、「いかるが日和」という民泊も運営されています。奈良斑鳩ツーリズムWaikaruの事務所とも隣接されているので、観光の拠点とするのも良いのではないかと思いました。さまざまな個性溢れるアクティビティが楽しめる、奈良県の斑鳩町。ぜひ、訪れてみてくださいね。
Waikaru
- 営業時間:9:00~18:00
- 定休日:水曜日
- TEL:0745-75-8055
文・写真 南谷有美/提供元・たびこふれ
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