目次
▼実用的な太陽光発電が可能な新型EV
▼詳細なスペックは未公開
▼価格は1,200万円から

実用的な太陽光発電が可能な新型EV

太陽光で100km近い走行が可能!新型EV「ハンブル・ワン」予約受付開始
(画像=ハンブル ワン(Humble One)、『MOBY』より引用)

2021年3月28日、米カリフォルニア洲を拠点とするスタートアップ企業「ハンブル・モータース(Humble Motors)」が、太陽光発電SUV「ワン(One))」の予約受付を開始しました。

ハンブル・モータースはワンを世界初の太陽光発電SUVであると伝えています。

太陽光で100km近い走行が可能!新型EV「ハンブル・ワン」予約受付開始
(画像=『MOBY』より引用)

ワンの航続距離は約800km。ルーフと窓に約7.65平方メートルのソーラーパネルを搭載し、日中は最大約97kmもの充電が可能とのことです。

当然ながら、AC充電及びDC充電といった従来のEV通りの充電も可能です。

ソーラーパネル自体は新しい技術ではない

太陽光で100km近い走行が可能!新型EV「ハンブル・ワン」予約受付開始
(画像=トヨタ プリウスPHV(2016年)
トヨタは世界初のソーラー充電システムを備えると伝えている、『MOBY』より引用)

ソーラーパネルを備えた車はワンが初めてではなく、トヨタ プリウスPHVなどもオプションで採用しています。

しかし、発電量はごくわずかで、航続距離にそれほど影響するものではなかったため、広く認知されているとはいえません。

それに対してワンは太陽光発電で100km近い走行が可能であるため、従来のものと比べてかなり実用性が高いと言えます。

詳細なスペックは未公開

太陽光で100km近い走行が可能!新型EV「ハンブル・ワン」予約受付開始
(画像=『MOBY』より引用)

ワンのスペックの多くは明らかにおらず、現在公表されているのは以下表の数値のみとなっています。

走行性能

航続距離500マイル(約800km)
最高出力1020馬力
抗力係数0.25

ソーラーパネル

搭載位置ルーフ/サイドライト/
助手席ドア/ウイング
総面積80平方フィート
(約7.65平方メートル)
走行可能距離10〜60マイル/日
(約16km~100km/日)

価格は1,200万円から

太陽光で100km近い走行が可能!新型EV「ハンブル・ワン」予約受付開始
(画像=『MOBY』より引用)

冒頭でもお伝えしたとおり、ワンはすでに予約の受付を開始しています。

ベースグレードの価格は税抜で109,000ドルで、日本円に換算すると約1,200万円ほど。かなり高額な部類に入ります。

予約金はすでに20億円以上に

太陽光で100km近い走行が可能!新型EV「ハンブル・ワン」予約受付開始
(画像=『MOBY』より引用)

ハンブル・モータースによると、予約注文はすでに22億円を上回っているとのこと。ベースグレードの価格に換算すると、180台ほどの受注があったということになります。

デリバリーは2024年初頭を予定していると伝えています。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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