好きなときに、好きな場所へ移動できるトレーラーハウス。まるで、誰にも居場所がバレない秘密基地のようでワクワクしてしまう。しかし、実際に住むとなると、固定資産税や不動産所得税がかかるのか気になるところだ。この記事ではトレーラーハウスの税金事情を解説していく。
目次
- 暮らす旅を実現。トレーラーハウスを持つ魅力
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何にも縛られない自由な生活を送ることができるトレーラーハウス。最近ではトレーラーハウスをセカンドハウスとして使う人も増えてきた。そんなトレーラーハウスであるが、「ハウス」ということもあり、一般の住宅のように固定資産税はかかってくるのだろうか。気になる税金事情を伝授する。
暮らす旅を実現。トレーラーハウスを持つ魅力
トレーラーハウスの魅力は、人が長期的に生活するために設計されているということだ。トイレ・キッチン・お風呂・洗面台など一通りの生活設備が備わっている。ただし、テレビやインターネットなどの配線や、電気・ガス・水道などの配管設備は必要に応じて設置しなければならない。その準備さえ整えば、普通の家での生活となんら変わりない毎日を過ごすことができる。
また、車両としての機能も有しているので移動できる点もメリットとなる。どこへ引っ越す場合でも、荷物をまとめる必要がなく手間もかからない。旅行の際にも大きな荷物を運ぶことなく手ぶらであちこち回れる。暮らしと旅が同居した生活を想像したらワクワクしてこないだろうか。
ただし、移動の際、トレーラーハウスに人を乗せて公道を走ることは法律によって禁じられている。同乗者側からすればくつろいだ状態で移動を楽しみたいところだろうが、運転者は刑罰を科せられるため注意したい。移動にはトレーラーハウスを引っ張る牽引車が必要だが、750kg以下のトレーラーであれば普通免許で運転できる。
固定資産税や不動産所得税がかからないというのも大きな魅力だ。トレーラーハウスを「車両」と認めてもらうためには条件をクリアしなければならない。といっても、そんなにハードルの高いことではない。噛み砕いていえば、「すぐに移動でき、かつ走行の邪魔になるものが設置されてない」ということだけだ。土地や一軒家を買うときに発生する「不動産所得税」や、所有しているだけで発生する「固定資産税」も一切かからない。
トレーラーハウスに固定資産税がかからないための条件
まず、固定資産税がかからないようにするには、トレーラーハウスが建築物ではなく「車両」であると認定してもらわなければならない。たとえば、以下のような場合は固定資産税がかかる可能性がある。
- 走行可能なタイヤがついていない
- 走行に支障のある階段やベランダなどが設置されている
- 電気、ガス、水道など配管を取り外せない
設置場所から公道までの通路が確保されていない
ちなみに、家として利用し住民票も移したいケースでは、やむなく固定資産税を払っている人も少なくないことをつけ加えておく。
すべてが整った生活も便利だが、秘密基地のようなトレーラーハウスでの暮らしも自由でよいものである。セカンドライフのいちプランとして考えてみてもよいだろう。
男の隠れ家デジタル編集部
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提供元・男の隠れ家デジタル
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