タイヤの空気圧点検に関してのアンケート結果をお伝えします。その意識はかなり低いものでした……なんと6割以上のドライバーが誤認識をしていた結果が明らかになりました。

6割以上のドライバーが誤認識

一般社団法人日本自動車タイヤ協会(通称:JATMA)が全国のドライバー2,000人を対象に、タイヤの空気圧点検に関する実態調査を行いました。
 

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(画像=MOBYより引用)
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アンケート結果によると、ドライバーの約6割が自分自身の車のタイヤ空気圧点検の頻度は十分に足りていると認識している一方、「空気圧点検は月1回以上が正しい点検頻度」であることを知らない人は7割を超え、6割以上のドライバーが誤認識をしていることが明らかになりました。
 

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タイヤの空気圧点検を月1回以上行っているドライは、24.3%しかいませんでした。
 

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自分の車のタイヤ空気圧点検頻度が少ない理由とて「距離をあまり走らない」という誤認識が目立っています。タイヤの空気は走らなくても自然に抜けていくため、走行距離に関わらず月に1回以上点検する必要があります。

空気圧点検の方法を知らない人も約半数、単に面倒だからという理由でやらないドライバーも約3人に1人いた結果でした。

タイヤのパンク経験者は4人に1人

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約25%のドライバーがタイヤのパンクを経験していることもわかりました。パンクの原因のうち最も多いのが空気圧不足によるものです。

燃費を気にするならタイヤの空気圧点検を

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ドライバーの80%以上が燃費を気にしています。燃費とタイヤの空気圧はとても密接です。空気圧が低いまま走行するとタイヤの転がし抵抗の増加や、円周が小さくなることから燃費が悪化します。燃費を気にするなら、まずは頻繁なタイヤの空気圧点検を。ちなみに、指定空気圧より高めの空気圧にすると燃費が少しよくなることがあります。タイヤが冷えた状態で、指定空気圧より2~3割高くする分には安全な走行に影響を及ぼしません。ただ、乗り心地が悪くなったり、ハンドリングが変化することがあります。
 

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ちなみに、ドライバーが車を選ぶ理由で最も多かったのが「燃費の良さ」。これに対して燃費を悪くさせるようなタイヤの空気圧点検頻度の誤認識、意識の低さが目立っていた結果でした。

4月8日を「タイヤの日」

一般社団法人 日本自動車タイヤ協会(JATMA)は、春の全国交通安全運動の実施月である4月と、タイヤをイメージできる「8」から4月8日を「タイヤの日」と定めて、月1回以上のタイヤ空気圧点検を啓蒙しています。

タイヤの空気圧点検をしっかりすることで、タイヤの寿命を延ばすこともできますし、事故につながる原因となる走行中のタイヤのバーストも予防できます。ぜひ、この機会に愛車のタイヤの空気圧点検を。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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