世界陸上男子棒高跳びで世界記録保持者のアルマンド・デュプランティス(25)が9月15日の決勝で、競技の合間に「イチローポーズ」を披露した。現役時代にイチロー氏が見せた独特のルーティンを真似た仕草は、SNSで話題を呼んでいる。

 決勝の競技中、デュプランティスは助走や跳躍の合間に、片手でバットを立てるように前へ伸ばし、もう一方の手を肩に添える「イチローポーズ」を披露。余裕の表情を浮かべながら観客の視線を集める姿は、競技の緊張感を和らげるユーモラスな瞬間となった。棒高跳びの舞台に、デュプランティスの思わぬ“野球愛”がにじんだシーンだった。

【画像】デュプランティス 東京世界陸上第3日 男子棒高跳び決勝 競技の合間にポーズをとるアルマント・デュプランティス=国立競技場

 野球好きとして知られ、試合後のTBSインタビューでは自ら「イチロー」ポーズをアピールしていたデュプランティス。日本の名選手をイメージしたポーズに、SNSでは「あれってそうだったのか」「アーチェリーじゃないのかよ」「本人が言うから間違いない」といった驚きの声が。また、「滞在してる間に一度で良いから東京ドームにある野球殿堂博物館に行って欲しい」といったコメントも集まっている。