西武が9月11日、8月27日にベルーナドームで開催された西武ライオンズ-日本ハムファイターズ戦で起きた停電についてお詫びの声明を発表した。
停電は当時の21時頃に発生し、メインビジョンや音響設備、テレビ中継設備などの一部機器が使用できなくなっていた。テレビ中継の映像が止まるなどの影響が出たものの、球場の照明は別電源のため試合は続行。しかし、試合終了後も停電は復旧せず、ヒーローインタビューが中止になるなど、予定されていた試合運営に大きな支障が出ていた。

西武は原因について「過去に西武鉄道が実施した西武鉄道山口線の斜面整備工事の過程で、ベルーナドームへ送電する高圧ケーブルを破損していたことによるものと判明いたしました」と発表し、「今回の事象を重く受け止め、再発防止に努めてまいります」と伝えた。
なお、公式サイトによると、破損した高圧ケーブルは10月上旬頃に復旧を予定しているとのこと。また、現在は破損した高圧ケーブルとは別の電力系統を使用しているため、試合・イベントの開催に影響はないとしている。
この発表について、Xユーザーからは「割と大きめなインシデントだった」「雷が原因かと思ったらそうではなかったのね」「けが人がなくてなにより」「球団球場の責任ではないこともわかりましたし、停電開催記念Tシャツ発売をお待ちしております」といったコメントが寄せられた。