たとえば仕事や家庭の事情で食事時間が不規則になりやすい人は、知らず知らずのうちに骨の健康リスクを高めてしまっている可能性があるのです。
「骨折しやすいのは高齢の方で、自分にはまだ関係ない」と思っている方も多いかもしれません。
しかし、骨の健康は若いうちから積み重ねていくもの。
毎日の朝食をきちんと食べることや、夕食の時間を意識するだけで、将来の骨折リスクを減らせる可能性があります。
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参考文献
朝食抜き・遅い夕食の習慣は骨折リスクを高める可能性がある ー1100万人のデータ解析で食習慣との関連を初めて明らかにー
https://www.naramed-u.ac.jp/university/kenkyu-sangakukan/oshirase/r7nendo/fracturerisk.html
元論文
Dietary Habits and Osteoporotic Fracture Risk: Retrospective Cohort Study Using Large-Scale Claims Data
https://doi.org/10.1210/jendso/bvaf127
ライター
千野 真吾: 生物学に興味のあるWebライター。普段は読書をするのが趣味で、休みの日には野鳥や動物の写真を撮っています。
編集者
ナゾロジー 編集部