(Photo:Sirabee編集部)

9月といえば、夏の終わりから秋の始まりを感じられる季節である。しかし近年は季節感がずれてきているのか、「9月なのにまだこんなに暑いのか」と感じる日も多いようで…。

■約9割「9月なのにこんなに暑いのか…」

Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女635名を対象に調査を実施したところ、「9月なのにこんなに暑いのかと思った経験がある」と回答した人は94.8%にのぼった。

9月なのにこんなに暑いのかと思った経験があるグラフ
(画像=『Sirabee』より引用)

ほとんどの人が実際に9月の暑さを感じており、もはや特別なことではなくなっているのかもしれない。

■スーツだと暑さがこたえて

9月の暑さを実感している30代男性は、「毎年9月に入ると少しは涼しくなると思うのですが、最近は真夏と変わらない暑さの日が続きます。通勤のときも汗が止まらず、電車に乗る頃にはぐったりしていて…。スーツを着ていると暑さがこたえて、会社に着いたときにはすでに疲れ切っているんです」と述べた。

体調にも影響が出てしまうようで、「家に帰ってからも夜まで暑さが残り、冷房を切るタイミングがありません。こんなに季節感がずれていると体調管理も難しく、不調が長引いてしまうこともあります。年々9月が夏の延長のようになり、秋が短くなっていると実感しています」と続けた。

■「9月は暑いもの」と割り切る人も

9月は暑いものだと思っている20代女性は、「9月はもう暑いものだと思っているので、とくに驚かなくなりましたね。たしかに昔と比べて、季節感が変わってきていると思います。ただ最初から9月は残暑が厳しいものだと考えていれば、気持ち的に過ごしやすくなる気がして…」と語った。

暑さ対策はしっかりとしているようで、「8月と同じようなファッションで、水分補給を欠かさないようにして暑さ対策をしています。冷房も必要に応じて使いながら、無理なく過ごすようにしているので不便を感じることは少ないです。これからも、9月は暑いものだと割り切って過ごすつもりです」とも話していた。