証拠がない“空気”が、何よりもリアルだった

(画像=『FUNDO』より引用)
Nさんはジムに直接問い合わせたり、履歴を調べたりすることはしませんでした。
それよりも、自然と仲の良い友人のことばを信じてしまいした。
友人の夫というのもあり、これまで積み重ねてきた信頼があります。
なによりも、「実際に見た」という周囲の声の方が、自分の心に響いたと言います。
■ 毎回同じ時間に来ていた ■ お互いのボディータッチが多い ■ トレーニング後に一緒に出ていった
そんな “ 雰囲気 ” を知るほどに、心が冷えていったといいます。
今後の向き合い方

(画像=『FUNDO』より引用)
信頼を取り戻すためには、まず日常の中での 線引き を明確にすることが大切だと考えたのです。
まず、ジムの利用については事前にお互いが予定を共有し、同伴する相手は基本的に家族に限定するというルールを設けました。
曖昧な関係が生まれないように、利用の透明性を高める工夫です。
また、アプリやスケジュールの設定についても見直し、運動の予定やログの共有、行動履歴が自然に見えるような仕組みを取り入れました。
「監視」ではなく、「お互いが安心できる状態」をつくることを目的とした配慮です。
まとめ:見えない“気配”が、最も確かなサインになることもある
★ アプリやデータがなくても、人の目や空気感は見逃さない ★ 趣味を共有することは信頼の延長線上にあるが、隠されることで一気に不信に変わる ★ 「信じたいから問いただす」勇気が、関係を見つめ直す第一歩
あなたが信じていた場所に、知らない誰かの存在が忍び込んでいるかもしれません。
それはある日、ふとした 目撃 によって暴かれることもあるのです。