「痩せたい」と思う瞬間は人それぞれですが、「少し痩せなきゃ…」と思ったときの気持ちには、どこか危機感がありますよね。体型は性格のように個性なので、自分が好きな状態がベスト。
ですが、自分の健康のためにも医師から指摘を受けてしまうレベルの体型の人はちょっと考えた方がいいのかもしれません。
そこでSirabee取材班は、少し痩せようと思ったきっかけを聞いてみました。
■鼻息の指摘
「体脂肪が40パーセントを超えたあたりから、食事中家族に『ちょっと…鼻息うるさいよ?』って指摘されるようになった。家族だから指摘してくれたんだと思う。
友達とかって、うるさいって思ってもきっと本人には言わないで、影で誰かに言うんだろうな…って思ったら急に恥ずかしくなって、ダイエット開始。標準体型には戻った。家族からも『荒い鼻息なくなったね』と言われた」(30代・女性)
■無呼吸症候群
「喉の脂肪で、寝ているときに無呼吸症候群になって、旦那に『少しでいいから痩せてくれ! これじゃ寝ている間に死ぬぞ!』って懇願された。さらに子供が友達から『お前の母親でっかいな』って笑われたということを知り、さすがに危機感を感じ減量しはじめた。
今は呼吸の不安なく寝れている。痩せたら歩くのがラクになったし、今まで腰痛がひどかったけど腰痛知らずになった」(30代・女性)
■自分で爪が切れなくなった
「お腹のお肉が邪魔で、自分で自分の足の爪が切れなくなった…。あと靴下を履くのも大変。バスでは妊婦と間違えられて席を譲られてしまう始末。
周りから『病気になるよ?』『会うたび大きくなってない?』と辛辣な言葉を浴びるようになり、 1年前から長期的なダイエットをはじめて、10キロほど減量に成功」(20代・女性)
少し痩せようと思うことは、自分を責めることでも、無理をすることでもありません。ただ、自分の体ともう少し丁寧に付き合っていこうという、前向きさです。
日々の中にある小さな違和感をきっかけに少しだけ生活を見直す、それが私たちにとっての大切な一歩です。
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(文/Sirabee 編集部・ 美佳)