私たちは日々、仕事、人間関係、健康など、さまざまな要素を通じて、幸福を追い求めています。「もっと幸せになりたい」と願うのは、ごく自然な感情ですが、自分でも気づかないうちに“幸福度を下げてしまう習慣”を続けていることがあります。
悪習慣は短期的には快適や安心感を与えてくれることもありますが、長期的には人生全体の満足感や充実感を蝕む原因になりかねません。
そこでSirabee取材班は、人生の幸福度を下げる悪習慣について聞いてみました。
■いつもギリギリの行動をする
「ギリギリまで寝ている、書類を期日ギリギリに提出する…など、いつもギリギリで生活しているとミスが増えるし、いつもいっぱいいっぱいで余裕のない人間になる。
そうなると幸福度も下がるし、自己肯定感も下がりやすい。人にもよるけどホルモンバランスも崩れるからやめたほうがいい」(30代・女性)
■過剰摂取する
「アルコールやカフェイン、お菓子やジャンクフードなど、適量をこえて過剰摂取すると当たり前だけど肌も荒れるし、体調崩す。そうなると本調子じゃないからパフォーマンスが落ちて、それに比例するように幸福度も下がる。
人生がうまくいってて、輝いている人で過剰摂取している人っていないんじゃないかな?」(20代・女性)
■否定や執着
「自己否定や他人否定もそうだけど、過去に執着したりするのも幸福度が下がる悪習慣。その状態だと自分自身もどんどん苦しくなるから、少しでも改善策は必要。
執着を手放すのは難しいけど、環境を変えたり、カウンセリングを受けたり、同じ境遇だった人の改善したブログや本を読んだりするだけでも、心がスッと軽くなって少し変わったりするから」(30代・女性)
人生の幸福度は突発的な出来事よりも、日々の小さな選択と習慣の積み重ねによって形作られます。ギリギリの生活、不摂生、執着…これらは一見些細な行動でも、長い目で見れば私たちの心に深く影響を与えます。
自らの行動パターンを見直し、悪習慣に気づくことが第一歩。今日からでも、ほんの少し意識を変えるだけで、人生の質は驚くほど変わっていくはずです。
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(文/Sirabee 編集部・ 美佳)