
アメリカ代表は9月7日に行われた国際親善試合で、FIFAランキングで格下の韓国代表に0-2で敗北。FIFAワールドカップ北中米大会の開催国として苦杯を舐めたが、日本代表との直接対決を前に、マウリシオ・ポチェッティーノ監督解任の可能性が取りざたされている。
ポチェッティーノ氏はトッテナム・ホットスパーやPSG、チェルシー等を率いた後、2024年9月10日にアメリカ代表の監督に就任。韓国戦を含めて、ここまで17試合を戦って10勝7敗という成績だが、『Sports Illustrated』が伝えたところによると、FIFAランキング25位以上の代表チームに限っては、直近8試合で6敗と苦戦している。
また、現地メディア『Golazo America』の報道によると、FIFAランキング30位以上の代表チームに対して、2024年10月13日のパナマ戦を最後に勝利がなく、メキシコ、パナマ、カナダ、トルコ、スイス、メキシコ、韓国と7連敗を喫している。
自国開催の韓国戦では、FWソン・フンミンらのゴールにより敗北。FWクリスチャン・プリシッチやFWティモシー・ウェアら攻撃陣が不発だったが、FIFAランキング上位との対戦成績が芳しくないことを受けて、現地の一部メディアはポチェッティーノ監督の解任論を唱えている模様。一部では10日の日本戦を前に電撃解任の可能性も取りざたされるなど、W杯開催国の将来は不透明だという。
なお、2025年7月発表のFIFAランキングでは、アメリカが15位である一方、日本は6月開催の北中米アジア最終予選でオーストラリアに敗れたこともあり17位に。FIFAランキング30位以上の代表チーム相手に7連敗という不名誉な記録があるだけに、日本に勝利のチャンスは十分あると言えるだろう。