
プレミアリーグとEFLチャンピオンシップは、今2025/26シーズン最初の代表戦による中断期間に入った。次の中断は10月に予定され、開幕から間もない段階でのリーグ戦中断が続く状況だ。サポーターの一部には、リーグがわずか3試合で止まることへの落胆も指摘されている。今2025年の9月中断は2026FIFAワールドカップ(W杯)予選の実施に充てられている。
FIFAは来2026/27シーズンの国際カレンダーを見直し、9月初旬と10月に分かれていた代表ウィークを統合する方針を確認したとUKメディア『football.london』が伝えた。
この変更によって、プレミアリーグのアーセナルやチェルシーを含む各クラブも日程の影響を受ける。従来はリーグが9月と10月に2度中断していたが、来2026/27シーズンからは9月下旬から10月初旬までの16日間にまとめられる。これにより、開幕直後にリーグが2回止まる状況はなくなる一方で、クラブは長期間にわたり主力を代表チームに送り出すことになる。
新方式では、9月21日から10月6日の16日間を1つのウィンドウとし、最大4試合の国際試合を消化する予定だ。その後は11月と3月に各9日間の期間が設けられる。
これまでの9月ウィンドウはW杯予選に加え、過去にはUEFAネーションズリーグやUEFA欧州選手権予選にも用いられてきた。この変更は、世界の主要リーグの中断を減らしつつ、各国代表が従来通りの試合数を消化できるようにすることを目的としている。