「この人と話していると、なぜか時間が異様に長く感じる…」。会話の最中、ふとそんな思いがよぎったことはないでしょうか。
なぜか会話が盛り上がらない。返事をしていても心がどこか上の空。そうした“つまらない会話”には、実は共通する話題の選び方や話し方の癖が存在します。
そこでSirabee取材班は、会話がつまらない人の話題について聞いてみました。
■テレビや誰かのゴシップばっかり
「趣味や打ち込めるものがたいしてない人、思考が受け身な人ほど会話がテレビのバラエティーや芸能人、ゴシップネタばっかり。そういう話もたまにならいいけど、毎回毎回そういう系だとつまらない。
正直、話題がテレビか誰かのゴシップしかない人は『それしか話題ないんだもん』って開き直るんじゃなくて、もっといろんな体験して話題を広げた方がいいかも」(30代・女性)
■最近ムカついた話ばっかり
「知人にいるんだけど、会うとのっけから『ねぇ聞いてー!』って最近ムカついた話をはじめる。しかも、その話を聞く限り『そんなにイライラすることかな…』と拍子抜けするほど些細なこと。
たぶんイライラしやすい体質なんだろうけど、それをいちいち人に話さなくても。楽しかったことを聞きたい…」(20代・女性)
■仕事の話ばっかり
「仕事の打ち合わせや、同僚、会社の人となら仕事の話ばっかりでもわかるんだけど、友達、彼氏、家族の関係でいつも仕事の話をされると疲れる。
全然知らない職場の人のことを言われてもわからないし、そこまで知りたくもない…仕事好きなことはいいことだけど、たまには笑える会話がしたい」(30代・女性)
つまらない会話には、共通する構造的な問題があります。それは、話題もそうですが、相手との関係性を築こうとしない姿勢に起因していることが多いです。
話す力よりも聞く力。伝える技術よりも、寄り添う感覚。絶望的に退屈な会話を脱するには、まず話す前に相手を観る・知ることからはじめてみてはいかがでしょうか。
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(文/Sirabee 編集部・ 美佳)