■スタメンの全員左打者起用が話題に

藤浪は今年7月に帰国し、DeNAと契約。8月15日の中日ドラゴンズ戦に帰国後初先発すると、中日の井上一樹監督は「野手に怪我をさせられない」とデッドボールを避ける理由で、スタメンを全員左打者を起用し、物議を醸した。

この試合では、苦手の右打者がいないためか、5回1失点と好投。また、31日の中日戦でも先発し、7回無失点で勝利投手に。この日も中日は8人左を並べていた。

藤浪については大久保氏のように、打者にデッドボールの危険が伴う投球スタイルに不満の声が多い。一方で、高木豊氏は自身のYouTubeチャンネルで「武器になる」とコメントしている。賛否両論だが、対戦相手にとって脅威を与える存在であることは、間違いなさそうだ。

【今回の動画】大久保氏が藤浪を猛批判

■執筆者プロフィール

佐藤俊治。ライター。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。

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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治