撮影=sirabee編集部

怪我から復帰後、脅威のスピードで本塁打を量産している東京ヤクルトスワローズの村上宗隆。その衝撃の長打力にネットで「メジャーリーガー」「レベチすぎる…」と話題を呼んでいる。

■今季は怪我で大きく出遅れ

2019年から2024年までの6年間に223本ものホームランを放ってきた村上。過去本塁打王は3回と、誰もが認めるスワローズの主砲だが、今季は怪我のため4月17日の1試合に出場した後長期の治療に入っていた。

7月29日に復帰すると、それまでの鬱憤を晴らすかのよう打棒が冴え渡り、以降33試合で17本塁打。8月30日の対広島カープ戦では1試合3本、9月4日の対読売ジャイアンツ戦にはグランドスラムを含む2本塁打と「完全復活」を遂げている。

■ホームラン王争いは…

セ・リーグ本塁打ランキングは4日現在、522打席立っている阪神タイガース・佐藤輝明が36本で1位(2位は阪神・森下翔太の20本)。

村上は127打席ながら17本で単独3位につけており、「投高打低」といわれる昨今の球界では考えられないほどのハイペースで追い上げている。

■「たられば」議論でネットは紛糾

ネットでは、そんな規格外の長打力に「村上宗隆はレベチすぎる」「素直にすごいと思う」「もうメジャーリーガーだよ村神様」と、称賛の声が相次いでいる。

一方で、「ケガなかったら村上がホームラン王になっていたはず」という一部ファンの何気ない意見が発端となり、「そんなつまらん議論いらん」「現状今シーズンのホームラン王はサトテル」「もうウンザリ」「ケチをつけるような発言はやめよう」と波紋も。

ホームラン王はほぼ阪神・佐藤が手中に収めているが、村上がどこまで意地を見せるか注目したいところだ。

■著者プロフィール

キモカメコ佐藤(@peyangtaneda)。1982年東京都生まれ、sirabee編集部記者。

政治・経済系出版社、『1UP情報局』『ねとらぼ』編集部などを経て現職。格闘技やプロ野球のほか、コスプレ、メイド、秋葉原文化を長年取材してきたオタク記者。今シーズンは東北楽天ゴールデンイーグルスのほぼ全試合を視聴中。

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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤