岩上祐三 写真:Getty Images

 湘南ベルマーレ、松本山雅FC、大宮アルディージャ(現RB大宮アルディージャ)、ザスパクサツ群馬(現ザスパ群馬)、SC相模原在籍歴のあるMF岩上祐三が5日、オーストラリア2部相当サウス・メルボルンFCを退団。Jリーグ復帰の可能性もあるとみられる。

 現在36歳の岩上は、2011年に湘南でデビューを飾ったが、2013シーズンに出場機会を減らすと、松本へ移籍。2016年から2シーズンにわたり大宮でプレーしていたが、主力選手として2度松本のJ1昇格に貢献していた。

 2019シーズンいっぱいで松本を退団した後は、群馬で3年半プレー。2023年7月から相模原に所属し、2024シーズンはJ3リーグで29試合に出場していたが、同シーズン限りで契約満了を告げられている。

 相模原退団から半年以上にわたりフリーの身だった岩上。2025年7月9日にサウス・メルボルンFCへ加入。2部相当のリーグ戦で3試合、カップ戦で2試合に出場していたが、加入からわずか2か月でチームを離れることになった。

 また、サウス・メルボルンFCは5日、岩上の今後について「ベテラン選手である彼は、日本へ戻る」とアナウンス。Jリーグ2025シーズンの追加登録期限が9月12日までであるだけに、フリーでJリーグクラブへ加入する可能性が考えられるところだ。