コーディ・ガクポ 写真:Getty Images

 日本代表MF遠藤航が在籍するリバプール(イングランド1部)は今夏に大型補強を敢行。プレミアリーグ史上最高額でスウェーデン代表FWアレクサンドル・イサクを獲得したほか、ドイツ代表MFフロリアン・ビルツや、フランス代表FWウーゴ・エキティケなどを加えた。

 その一方で、コロンビア代表FWルイス・ディアスやウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス、U-21イングランド代表MFハーベイ・エリオットなどを放出。最終的に残留したものの、オランダ代表FWコーディ・ガクポも他クラブからの関心が取り沙汰されていた。

 そのガクポはオランダ版『ESPN』でバイエルンからの関心があったことについて「僕が聞いた限りでは彼らからの関心はあったけど、結局、ルイス・ディアスを獲得したんだ。それはありがたいことだよ。もちろん、僕も以前は違う経験をしてきた。移籍期間は選手や周囲にとって慌ただしく、ストレスの多いものになりうる。でも今はそういったことに悩まされることはないね」と語った。

 ただ、オランダ代表FWは「難しいね。いろんなことが起こるし、他クラブからオファーが来る。でも、僕が所属するクラブは手放したくないかもしれない。みんなそれぞれのやり方で対処するけど、将来が不透明だと本当に対戦な状況になるよ」と移籍市場では何が起こるかわからないとも述べた。

 2023年1月にPSVアイントホーフェン(オランダ1部)からリバプールに加わったガクポは昨季のプレミアリーグで二桁ゴールを達成して、クラブの5年ぶりリーグ優勝に大きく貢献。今季もここまでプレミアリーグ3試合で1ゴール2アシストを記録している。