山田新 写真:Getty Images

 スコティッシュ・プレミアシップのセルティックはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で敗退し、今2025/26シーズンはUEFAヨーロッパリーグ(EL)で戦うこととなった。9月4日には登録メンバー25名が正式に発表され、注目を集めた。

 スコットランドメディア『The Celtic Star』によれば、セルティックに所属する元J1の川崎フロンターレのFW山田新が、ELの登録メンバーリストから外れた背景には、チームメイトのFWジョニー・ケニーの欧州での実績が大きく影響しているという。

 アイルランド人であるケニーは、同国1部のスライゴ・ローバーズやシャムロック・ローバーズ時代に12試合で7ゴールを挙げている。

 また、同選手はセルティックでも8月24日のリビングストン戦(3-0)でのゴールや昨2024/25シーズン終盤のアバディーン戦でのゴール、さらにスコティッシュカップ決勝でのPK成功など限られた出場機会で結果を残してきた。こうした実績が評価され、山田に代わってELの登録メンバーを勝ち取ったと伝えられている。

 一方、スコットランドメディア『Celtic Quick News』は、今2025年夏の移籍市場最終日にセルティックに加入したFWケレチ・イヘアナチョやEFLチャンピオンシップのバーミンガム・シティ移籍が直前で破談となった韓国人FWヤン・ヒョンジュンは登録メンバーに加えられたと伝えた。

 また、日本人DF稲村隼人やマンチェスター・シティからローン加入しているDFジャフマイ・シンプソン・ピュゼーもリストから外れた。

 セルティックは9月25日にセルビア・ベオグラードで行われるレッドスター・ベオグラード戦でEL初戦を迎える。