
アルビレックス新潟は2025年夏、スウェーデン1部ハンマルビーIFからFWアブデルラフマン・ブーダを完全移籍により獲得。移籍金額は当初1億円程度と報じられていたが、実際は2億円近くが支払われる見込みだという。
ブーダの新潟移籍を巡っては、スウェーデン紙『Sportbladet』が7月23日、同選手とハンマルビーIFの契約が2026年まで残っている中で「ブーダのアルビレックス新潟移籍で、関係者全員が合意。移籍金は700万スウェーデン・クローナ(約1億800万円)になる見込み」と伝えていた。
しかし、スウェーデン『fotbolldirekt』は9月4日、ハンマルビーIFの移籍金収入を特集した際、ブーダの移籍金が100万ユーロ(約1億7,300万円)だったと報道。『Sportbladet』が報じた金額より、2倍近く高いとみられる。
ブーダは8月11日に行われたセレッソ大阪戦でフル出場し、J1リーグデビューを飾ると、その後もリーグ戦3試合つづけてフル出場。しかし、チームは直近4試合で1分3敗と、スウェーデン人アタッカー加入後も勝利から見放されている。
なお、スウェーデン『fotbollskanalen』で8月17日に掲載されたインタビュー記事によると、選手本人は「(新潟が提示した金額は)スウェーデン1部リーグとは比べ物にならない。日本の方が待遇は良く、経済面が移籍の理由だ」と、新潟移籍の理由を説明したという。