
横浜F・マリノスの元特別指定選手であり、オランダ1部NECナイメヘンで日本代表FW小川航基、MF佐野航大とチームメイトのU22日本代表FW塩貝健人に、ベルギー1部アンデルレヒト移籍の可能性が浮上。現在、アンデルレヒトからシント=トロイデンVV(STVV)へ期限付き移籍中のFW後藤啓介は、同クラブの練習環境について否定的なコメントを残している。
アンデルレヒトのストライカ-陣では、2日にFWカスパー・ドルベリがアヤックスへ完全移籍したほか、新戦力のFWアドリアーノ・ベルタッチーニが負傷離脱中。FWルイス・バスケスが現時点で唯一コンディションが万全であり、バックアッパーが手薄な状況だ。
現地メディア『ヘット・ニューズブラッド』が4日に伝えたところによると、アンデルレヒトはストライカ-の獲得を目指しており、塩貝を獲得上位候補にリストアップ。ただ、オランダの移籍ウィンドウが終了しているため、ナイメヘンがオファーに応じるかどうか不明であり、塩貝本人もアンデルレヒト移籍に前向きであるか分からないという。
アンデルレヒトには、ジュビロ磐田出身の後藤が2023年11月が加入。セカンドチームのRSCAフューチャーズで結果を残し、2024/25シーズン後半戦からトップチームに帯同する機会も得たが、ベルギー1部リーグ戦で6試合の出場に終わっていた。
その後藤は先日、アンデルレヒトからSTVVへ期限付き移籍しているが、移籍後に「アンデルレヒトでは、控え組でもないメンバーは練習させてもらえない」とアンデルレヒトでの冷遇を明かしていた。塩貝としては、アンデルレヒトから正式オファーが届いた場合、後藤のコメント内容を踏まえた上で慎重に検討すべきかもしれない。