クリスタル・パレス DFマルク・グエイ 写真:Getty Images

 昨季は主要タイトルを獲得できなかったレアル・マドリード(スペイン1部)は、今季からシャビ・アロンソ監督が指揮。クラブワールドカップに参戦していた影響からオフの期間が短かったものの、ラ・リーガでは開幕から3連勝を達成して首位に位置している。

 イギリス『サン』によれば、近年の移籍市場で契約満了となったフリー選手を積極的に補強しているマドリードは来夏にクリスタル・パレス(イングランド1部)でプレーするイングランド代表DFマルク・グエイの獲得を検討しているという。

 そのグエイは日本代表MF鎌田大地が在籍するパレスと来夏に契約満了を迎えるなかで、今夏にリバプール(イングランド1部)移籍が目前に迫っていたとされている。移籍金3500万ポンド(約69億7000万円)でクラブ間合意に至っていたものの、パレスが最終的に後釜を確保できなかったことから直前で頓挫していた。

 パレスと契約延長する意思がないとされているグエイはこのままいけば、来年1月1日からフリー移籍に向けた海外クラブとの交渉が可能となる。今夏にスペイン代表DFイニゴ・マルティネスが退団したバルセロナ(スペイン1部)も動向を追っているようだ。

 イングランド代表のメンバーにも定着し、パレスで主将を務める同選手は「脚光を浴びるのはあまりすきではない。いつもたくさんのカメラが僕の顔に迫ってきて、僕についての話をしている。いいクラブに所属して、いいチームメイトに囲まれていることが嬉しい」と語っていたようだが、どのような結末が待っているのだろうか。