
京都サンガ在籍歴のあるポーランド系ブラジル人FWアレシャンドレが、MF本田圭佑の古巣CFパチューカからラ・リーガ所属ラージョ・バジェカーノへ完全移籍している。
現在27歳のアレシャンドレは、2018年にブラジルのCAメトロポリターノから京都へ期限付き移籍も、公式戦で出番なし。7月19日に双方合意のもと契約解除し、わずか半年で日本を去ったが、ブラジル帰国後はクリシューマ、アヴァイなど複数クラブを渡り歩いていた。
しかし、2023年にSCインテルナシオナルからオビエドへ期限付き移籍すると、在籍2シーズンでスペイン2部リーグ戦73試合の出場で19ゴールをマーク。一気に飛躍を遂げると、オビエドを期限付き移籍期間満了により退団した後の2025年7月には、インテルナシオナルからパチューカへ完全移籍している。
そのパチューカでは、メキシコ1部リーグ戦3試合に出場。うち1試合ではスタメンに名を連ねていたが、8月31日開催の第5節で突如ベンチ外に。すると、ラージョが9月はじめにアレシャンドレを完全移籍により獲得したと公式発表。わずか1カ月でパチューカを去ったが、ラージョは同選手と2030年6月までの複数年契約を結んだという。
また、海外メディア『Giro esporte』が3日に伝えたところによると、ラージョはアレシャンドレの獲得により、移籍金として450万ユーロ(約7億8,000万円)を支払うとのこと。保有権の30%を有するインテルナシオナルには135万ユーロ(約2億3,300万円)が支払われるという。