
浦和レッズは9月3日に埼玉スタジアムで行われたYBCルヴァンカップ準々決勝1stレグで、川崎フロンターレに1-1と引き分け。試合後、元日本代表MF原口元気の振る舞いが波紋を呼んでおり、移籍の可能性も指摘されている。
同選手は試合後、チームメイトとともに埼玉スタジアムの場内を一周し、ファン・サポーターに挨拶。ホームゴールでお辞儀をした直後に、DF荻原拓也、MF関根貴大と写真撮影したほか、メインスタンドにユニフォームを投げ入れた。
ユニフォームを投げ入れる際、スタジアムの一部からブーイングが湧き起こったが、チームが勝利していない中での写真撮影に不満を抱いているファン・サポーターは一定数存在するものとみられる。
ただ一方で、勝利を収めていない中での写真撮影やユニフォームの投げ入れが、浦和退団、移籍の予兆であるとの見方も。今季ここまでJ1リーグ戦でスタメン出場2試合とベンチ要員であるだけに、シーズン途中で退団の可能性もささやかれている。
原口は今季ここまで全盛期のパフォーマンスを発揮できておらず、度々サポーターから批判を浴びている。また、浦和OBの興梠慎三氏もクラブスポンサーである『三菱自動車』の社員と対談した際に「(原口は)全然ダメだな。アイツいま。本当にもうちょい頑張らないと」「いつも喝を入れています」と辛辣なコメントを残していた。川崎戦後の行動は何を意味するのだろうか。